[シネママニエラ]世界45の国と地域でベストセラーとなったポーラ・ホーキンズ著ミステリー小説「 The Girl On The Train 」を基に、映画化した『ガール・オン・ザ・トレイン』のワールドプレミアが9月20日(現地時間)に英国ロンドンで開催された。会場には作品にちなんだ線路カーペットが敷かれた。
物語は愛する夫と離婚し、傷心の日々を送るレイチェルの奇妙な体験を捉えてく。彼女の唯一の慰めは通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”の姿だったが、ある日その理想の妻が殺される事件が起きる、というもの。
主演のエミリー・ブラントは、英国ブランド ALEXANDER McQUEEN (アレキサンダー・マックイーン)の鮮やかな花の刺繍ドレスで登場。レイチェル役を演じることについて「大きなチャレンジだった」と語り、「レイチェルはとても辛い状況に置かれているけれど、彼女の考えや行動を測ることは誰にもできないわ。人それぞれに社会とのつながり方があるから」とコメント。
消えた“理想の妻”の夫・スコット役を演じたルーク・エヴァンスは、完成した本作を既に2回観たそうで「女優陣が素晴らしかった。この映画の一部になれてよかったよ」と自信の表情。「去年の12月に撮影をしたんだけれど、まるで昨日のことのように感じるよ。非常に型破りなミステリーで、物語を女性がリードしていくんだ。ストーリーがとても複雑で、スタンリー・キューブリックの映画のようで大好きさ」と、熱を込めて話す。
そして消えた“理想の妻”メガンを演じたヘイリー・ベネットは「メガンは悲劇的なキャラクター。今、多くの観客に見られているから彼女と同じく私も悲劇的な状況よ(笑)」とユーモアを交えて表現し、「メガンは簡単に人を嫌いになる。そして、彼女の見た目と内面は全く違うの。(映画は)パンチを受けたようだった。すごくエモーショナルで、すべての要素がミステリアスなの」という感想を述べた。
映画『ガール・オン・ザ・トレイン』あらすじ
愛する夫と離婚し、傷心の日々を送るレイチェル。落ち込む彼女の唯一の慰めは、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”だった。幸せそうな二人は、かつてレイチェルが夫のトムと暮していた家の近くに住んでいた。トムは今その家で、妻のアナと生まれたばかりの娘と新しい人生を始めている。ある朝、レイチェルはいつもの車窓から衝撃的な場面を目撃する。それは、“理想の妻”の不倫現場だった。翌日、レイチェルは夫婦の様子が気になり、確認するべく駅を降りる。しかし、彼らの家へ向かったところから記憶がなくなり、気が付けば自分の部屋で大けがをして倒れていた。まもなく“理想の妻”は、死体で発見される。記憶を失った空白の時間に何が?
(原題 The Girl on the Train /アメリカ映画)
映画『ガール・オン・ザ・トレイン』予告編
©Universal Pictures
映画『ガール・オン・ザ・トレイン』(東宝東和 配給)は2016年11月18日[金]より全国公開
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