映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』ロンドン・ワールド・プレミアイベント
アカデミー賞受賞監督のロン・ハワードがメガホンを握り、1963年~66年のツアーを中心にザ・ビートルズの姿を描いたドキュメンタリー『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』のワールド・プレミアイベントがロンドンにて開催され、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターらが出席した。
マイクを向けられたポールは「ワクワクしているよ!」と語り、完成版の手前のラッシュを見たというリンゴは「完成したものを見るのが楽しみだよ」と語った。これにロン・ハワード監督は「いまから“NO”とは言わないでくれよ」とニヤリ。改めて完成した映画について「エンドクレジットの後にもまだ、ボーナストラックが入っているから楽しんでほしい」と呼びかけた。
また、映画の中でも描かれるように、ビートルズが世界で最も偉大なロックバンドのひとつとなったことについて、ポールが話す。「決してひと晩で成し遂げたことじゃないよ。リヴァプール、ハンブルグでの活動も長かったしね。とてもじゃないけど、こんなことになるなんて予想もしてなかったよ。リヴァプールでやってたバンドが、一生懸命やって、いま、ここに至っている。それは素晴らしいことだなと思うよ」
現地の会場にはレッドカーペットならぬ、本作のキービジュアルの色に合わせて ブルーカーペットが敷かれており、カーペットの途中には「アビイ・ロード」の交差点デザインも。
この日は関係者に加えて、多くのセレブリティも来場! エリック・クラプトン、マドンナ、リアム・ギャラガーなどのアーティスト、俳優のマイケル・キートン、「モンティ・パイソン」のマイケル・ペイリン、テリー・ギリアムの姿もあった。そして、オノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリスンらメンバーの家族、今年亡くなった“5人目のビートルズ”と言われたプロデューサー、ジョージ・マーティンの息子のジャイルズ・マーティンなど、ビートルズの活動に深くかかわった面々が顔をそろえる貴重な機会ともなり、彼らが姿を現すたびに客席からは歓声が!
そんな中でもやはり、ポールとリンゴがカーペットに登場すると、この日、一番の歓声がわき、2人は満面の笑みを浮かべてハイタッチを交わし、肩を組む。リンゴは上機嫌でカメラに向かってピースサインを繰り出した。
映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』(KADOKAWA 配給)は2016年9月22日[木・祝]より公開