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<織田裕二>映画『ボク妻』はリセットして臨めたと爽やか笑顔

吉田羊と織田裕二、映画『ボクの妻と結婚してください。』舞台あいさつにて

吉田羊と織田裕二

[シネママニエラ]俳優の織田裕二が4年ぶりの主演映画『ボクの妻と結婚してください。』(略して#ボク妻)の完成披露試写会の舞台あいさつに、吉田羊、原田泰造、込江海翔、森カンナ、佐藤ありさ、そして三宅喜重監督と出席。本企画との出会いに「涙するほどうれしかった」と心情を吐露した。

原田泰造、織田裕二、吉田羊

織田の代表作のひとつ『踊る』シリーズの完結後、「(本作は)長いことさがし求めていた脚本だったし、モチベーションをもって臨める作品に出会えたことから涙するほどうれしかった。リセットして臨めたことは奇跡に思えた」と話す。

本作は余命宣告を受け、残された時間を使って妻の最高の結婚相手を探しだそうと試みる男のエンディング・ノート。原作は樋口卓治の著書。三宅監督は「主人公と同じ気持ちになり、主人公を応援したくなる物語を目指した」と語る。

織田裕二、吉田羊をエスコート
そして感涙の物語ゆえか、この日は「涙」と「泣く」が織田の口から度々発せられた。「昭和の男なので」と前置きし「男が泣くもんじゃないと、でも(本作を観て)不覚にも泣いた」というし、妻役の吉田が「このステージにあがるまでに、予告編が流れる音が聞こえて、その台詞や主題歌にウルッとした」と語ると、織田も「自分も同じ気持ちになった。演じていたときの気持ちがよみがえった」と振り返った。※主題歌は中島美嘉の楽曲「Forget Me Not」

この日、キャストは会場脇から入場し、客席中央の特設ステージに一度登壇。その後、そこから降りて、劇場正面のステージに再登場という段取り。いつも通りジェントルマンな織田は、手を差し伸べて登壇・降壇時の女優陣をエスコート。しかも息子役の込江に、森や佐藤をエスコートするよう伝授する一幕も。

そんな織田が唯一タジタジとうろたえたのが、共演の森から織田が「初恋の相手」だと不意に打ち明けられた時のこと。織田はスボンの右ポケットから水色のハンカチを取り出し、額の汗を拭くこと数回。また、号泣必至とされる本作の鑑賞に「ハンカチもしくはバスタオルを!」とアピールした吉田のコメントに吹き出す姿も。相変わらず、さわやかな笑顔で集った約1000人のファンを魅了した。

吉田羊と織田裕二、映画『ボクの妻と結婚してください。』舞台あいさつにて

映画『ボクの妻と結婚してください。』(東宝 配給)は2016年11月5日より全国公開
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織田裕二にとって、超人気シリーズの完結編「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の公開から4年。生死をかけて日本の治安を守り続けてきた男が、愛する妻と子の幸せを願い突き進む“強さ”、いつ尽きるとも分からない自分の命に翻弄される“弱さ”を併せ持つ新しい人物像=主人公、三村修治に挑戦!

映画『ボクの妻と結婚してください。』あらすじ

©2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
妻になんて言おう。最初によぎったのはそんな想いだった。三村修治。職業、バラエティ番組の放送作家。12本ものレギュラーを抱え、このところ忙し過ぎるとは思っていた。感じた異変。検査を受けて下されたのは驚くべき診断だった。すい臓がん。しかも末期。余命6か月。自分がいなくなっても、妻が前向いて進めるように。妻の結婚相手を探そう!
(2016年/日本映画/114分)

映画『ボクの妻と結婚してください。』予告編

©2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会

映画『ボクの妻と結婚してください。』(東宝 配給)は2016年11月5日より全国公開
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