路地から入った店(めしや)も主役だし、料理もゲストも主役だし、そう思っていたけど、パンフレットを見たらレギュラー陣は絞っても16人いる。オダギリくんたちもいれたら24~25人いて、ドラマでも映画でもそんなのないんじゃないかなと。常連というくくりで、彼らにもドラマがあるというのを、不破さんとか綾田さんとか見ていて感じるでしょ?常連さんも主役だし、そういう意味ではいろんな見方がちりばめられている作品だなって。どういうわけだか「深夜食堂」という作品が少し独り歩きしているようなところがあって、去年韓国に行った時もネットでドラマを見ているファンがすごく多かった。台湾でもそのままのタイトルで台湾版がはじまったり、「深夜食堂」には人の気持ちをとらえるというか、アジアに広がってファンが増えているというのをソウルいったときに実感しました。続編になっても「深夜食堂」はまだいくらでもあるんだなって、こんなお話しも紡いでいけるんだと楽しみに思っていただけたら幸いです。
今日がお披露目なんですけど、初めて身銭を切った方々が見る会です。それに応えられているか、戦々恐々としていますが、楽しみにしています。続編はやったことがないからハードルが高いなと思った。「深夜食堂」を分かっている方々に「続編」として作品を発信するのはけっこうなプレッシャーだなというのを感じた。唯一言えるのは、前回よりもっとお腹がすきます。ご覧になった後は何か胃に入れたくなる。そうやって誰かと話してどんどん広がっていくといいなと思います。これからも一つよろしくお願いします。
前作でみちるはどこまででも話を広げられる終わり方で、もし続編があるならまた…と思っていた。ラッキーという気持ちでガッツポーズをしました。取材の方々に『レギュラーとして』と言われるのがまだ慣れなくてこっぱずかしいというか、でもすごくうれしいです」
7年間ずーっと忠さんをやっています。そんなにやっていたんだと思いますが、“めしや“はマスターが飽きない限りもう何年か続けてほしいです(笑)
小島(聖)さんが演じられた役のことが自分にも起こったらどうしよう。すごく若い男の子に惚れられたらどうしよう、という妄想は楽しいですよね。自分にも起こったらいいなって思いました。
7年間続いて変わらない”めしや”があって、とずっと思っていたんです。けど今回みんな年を取っていて、そういう変化も見れるなって。時間を感じてもらえたら素敵な作品だと思います。
こういう風体をしてますが、映画ではサラリーマン風の常連客をやらせてもらっています。多部未華子さんはじめレギュラーが増えまして、頼もしく見ました。町内会に顔の見える人が増えたみたいでよかったです。
マスターのところに7年通い続けているんですが、だれでも受け入れてくれるし、疲れた女性陣には癒されるというか、温かい世界に包まれるなと。
いろんな世代の女性が右往左往して悩んでいるのを見るといいですよね。頼もしい先輩たちがいっぱいいていいなと思いました。
現場に行ったら薫さんがいらっしゃって監督もいらっしゃって、そこに行くとすごくホッとするんですよね。また帰ってきたという気持ちで、すごく素敵です。
映画『続・深夜食堂』(東映 配給)は2016年11月5日[土]より全国公開