[シネママニエラ]俳優の須賀健太が10月6日、橋本愛主演の映画『バースデーカード』の完成報告会見に出席し、「実年齢は僕が橋本さんよりも1歳年上なので、劇中で弟に見えるか不安でした」と語った。会見には橋本をはじめ、ユースケ・サンタマリア、宮﨑あおい、主題歌を担当した木村カエラ、そして吉田康弘監督も登壇した。
本作は吉田監督によるオリジナル脚本で映画化された、ある家族――鈴木宗一郎(ユースケ・サンタマリア)と芳恵(宮﨑あおい)夫妻、長女の紀子(橋本愛)と弟の正男(須賀健太)――の物語。全体の約8割以上を長野県の諏訪地方で撮影したため、この会見の背景には鈴木家思い出のピクニック地である霧ケ峰高原となった。
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前述した須賀の不安は「やっぱり兄に見えてしまうかな?とか思ったものの、(この会見の)前夜に完成作を観たところ、まったく年上感がなかった(笑)」と、立派に務めをはたしたことを自虐気味に語り、笑いを誘う。
その一方で、姉・紀子役の橋本愛は脚本を読み「いい子過ぎる」と従順な役柄に疑問を抱き、撮影前に「もし自分が紀子を演じることになったとしても、(そのままでは)どう演じればいいのかわからない」という正直な気持ちを監督に投げかけたという。
すると監督自らの脚本とあって、橋本のその提案を生かして、思春期特有の反抗期的な展開が含まれ、物語に奥行きをもたらした。
監督は「自分の両親は他界している。撮影時は父が闘病中だった」と、本作には自身の思いが込められた物語だと明かし、完成作を見せられなかったが「映画の公開に際して多くの方々に観てもらえるよう念を送ってほしい」と打ち明けた。
なお、本読み以外では鈴木家が初めて集ったこの日。物語の設定上、宮﨑の相手となる娘・息子は主に子役。父ユースケも「(母と、成長した娘・息子を)早く会わせてあげたかった」と発せば、母宮﨑も「うれしい」と笑顔で喜び、橋本と須賀は少しばかり緊張しながら、母親との対面に感激していた。
※宮﨑あおいさんの「﨑(崎)」、吉田康弘監督の「土+田(吉)」は環境依存文字のため、正しく表示さない場合もあります。
映画『バースデーカード』(東映 配給)は2016年10月22日[土]より全国公開
公式サイト http://www.birthdaycard-movie.jp/
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