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映画『海賊とよばれた男』主演・岡田准一が20~90代を熱演

映画『海賊とよばれた男』(山崎 貴監督)タイトルロゴ

©2016「海賊とよばれた男」製作委員会 ©百田尚樹/講談社

映画『海賊とよばれた男』主演・岡田准一が20~90代を熱演

ジャニーズ事務所きっての演技派として知られる俳優の岡田准一が、『永遠の0』に続いて山崎貴監督×百田尚樹原作の実写化で主演をつとめた映画『海賊とよばれた男』がまもなく公開となる。原作読了以来、映画化を楽しみにしていた作品の一つであった。

©2016「海賊とよばれた男」製作委員会 ©百田尚樹/講談社

原作小説の主人公・国岡鐵造は、石油業界の異端児であり功労者でもある人物、石油事業を通じて戦後日本の復興を促した出光興産創業者の出光佐三さん(故人)がモデルだとされている。ベストセラー小説の主人公だけに人を惹きつける魅力にあふれた主人公であるが、実写映画化された主人公もとても魅力ある人物として再現されている印象を受けた。岡田は特殊メイクを施し、声や佇まいを変えて20~90代を熱演している。

歴史経済小説の映像化ということで、明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく主人公の物語。ハリウッド映画でいえば『フォレスト・ガンプ』的な、主人公を通して歴史を垣間見る感覚も味わえる。

©2016「海賊とよばれた男」製作委員会 ©百田尚樹/講談社

岡田をはじめ、これまでの山崎監督作品を彩ってきた吉岡秀隆、染谷将太、堤真一といった実力派俳優陣に加え、本作で初参加となる綾瀬はるか、鈴木亮平、小林薫など、日本映画界を代表する豪華キャストの競演の実現も見どころのひとつ。

誰よりも“日本人の誇り”を追求し、“海賊”とよばれ恐れられた国岡鐡造と、彼を支える仲間たち、そして最愛の妻との絆が織りなす重厚な人間ドラマに仕上がっている。

映画『海賊とよばれた男』あらすじ

若き日の国岡鐡造(岡田)は、主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予見し北九州・門司で石油業に乗り出す。が、石統[ 石油配給統制会社]など様々な壁が常に立ちふさがり、鐡造たちの行く手を阻む。
しかしながら彼は、どのような絶望的状況下でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と型破りな行動力、そして何よりも従業員を大切にする情により、新たな道を切り拓いていく。
(2016年/日本映画/145分)

映画『海賊とよばれた男』(東宝配給)は2016年12月10日[土]より全国公開

映画『海賊とよばれた男』公式サイト
公式SNS 映画『海賊とよばれた男』Twitter | Instagram | facebook
映画『海賊とよばれた男』作品情報
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映画『海賊とよばれた男』ストーリー

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予感していた若き日の国岡鐡造(岡田准一)は、北九州・門司で石油業に乗り出すが、その前には国内の販売業者、欧米の石油会社(石油メジャー)など、常に様々な壁が立ち塞がり、行く手を阻んだ。
しかし、鐡造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員(=部下)を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。その鐡造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。
そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える “事件”が発生する。石油メジャーから敵視され、圧倒的な包囲網により全ての石油輸入ルートを封鎖された国岡鐡造が、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を、秘密裏にイランに派遣するという“狂気”の行動に打って出たのだった。イランの石油を直接輸入することは、イランを牛耳るイギリスを完全に敵に回すこと。しかし、イギリスの圧力により貧困にあえぐイランの現状と自らを重ね合わせた鐡造は、店員の反対を押し切り、石油メジャーとの最大の戦いに臨む。果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり、無事に日本に帰還することができるのか?
そして、国岡鐡造は、なぜ“海賊”とよばれたのか? その答えが、明らかになる―。

出演
岡田准一
吉岡秀隆 染谷将太 鈴木亮平 野間口徹 ピエール瀧
綾瀬はるか 堤 真一 近藤正臣(特別出演)/國村 隼 小林 薫

監督・脚本・VFX:山崎 貴
原作:百田尚樹「海賊とよばれた男(上下)」(講談社文庫)
音楽:佐藤直紀
製作:「海賊とよばれた男」製作委員会
企画製作幹事:日本テレビ放送網 
制作プロダクション:ROBOT 
制作協力:阿部秀司事務所 

映画『海賊とよばれた男』(東宝配給)は2016年12月10日[土]より全国公開

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