綾瀬はるか×堤真一 映画『本能寺ホテル』本能寺の炎上シーンは命がけ!?
綾瀬はるかと堤真一のW主演映画『本能寺ホテル』完成報告会見が12月12日に行われ、共演の濱田岳、風間杜夫、そして鈴木雅之監督が出席した。会見場所となったのは千葉県にあるアパホテル&リゾート東京ベイ幕張で、一夜限りで本能寺ホテルをオープン!白のリムジンで会場入りしたご一行はレッドカーペットを歩み、ホテル前でテープカットを実施。この晩は冷え込んだが、綾瀬は赤のノースリーブドレス姿で来場し、赤リップのメイクでコーディネート。さらに180メートルの高層ビルの窓を使ったウィンドウイルミネーションにより「本能寺」の文字が現れ、綾瀬・堤・濱田のフォトコールも。
本作は日本史の謎の一つ、戦国武将の織田信長・本能寺の変に迫る歴史エンターテインメント。風間演じる支配人のいる本能寺ホテルに宿泊し、館内エレベーターを通じてタイムスリップし戦国時代に迷い込むヒロイン繭子を綾瀬が演じ、織田信長(堤)、森蘭丸(濱田)らと対面する。映画『プリンセス トヨトミ』の製作・出演チームが再集結している。綾瀬は「本能寺の変という歴史の中の大きな出来事を、この映画なりにおもしろく笑いありドキドキありで見せていく。タイムスリップを用いて現代と過去を照らし合わせ新たな視点で描いているので、若い世代から上の世代まで楽しんでいただけると思います」とアピール。
綾瀬はるか、織田信長と一緒に「ちゃっかり天下統一」願望を明かす
劇中の本能寺は、有名なお寺8か所でロケ撮影。その炎上シーンでは実際の炎の中で、綾瀬と堤らはお芝居をしたという。堤は、「スタッフさんが万全の準備をしてくださって。でも『安全なのはこの方向なので万一の時には』という指示を事前に受けて、ビビってはいけない役なんですけど、内心はすごくビビッてました」と振り返る。一方、綾瀬は何も言われておらず、「すごく風が強くて。ちょっと怖かったのでハラハラして繭子の気持ちとリンクした」と話す。
熱さに続いて、暑さの話にも。撮影は夏の猛暑。堤は「衣装さんから夏の京都で戦国時代劇はやったらいかんと言われました(笑)。甲冑で目玉焼きが焼けるかと思うほど」と、その酷暑体験を表現。綾瀬も「みなさんの鬘(かつら)の額から“粒”が、こう」と話し、即座に堤から「“汗の粒”ね」とフォローを受け、笑いを誘う。共演回数の多い二人だけにあ・うんの呼吸を披露。
そんな堤が、馬上シーンに言及。「今回はお小姓さんが馬を引いてひるので(信長は馬に)乗っているだけでいいと事前に言われていた。でも監督が急に『馬を走らせる!』と。撮影の合間に1時間ぐらい練習してドラマ以来30年ぶりぐらいに乗馬シーンを撮りました。駈歩(かけあし)はものすごく怖かったんですけど、すごくいい馬でして。合戦シーンでは信長は馬上で鬼のような形相をしているべきなのに、うまくいったことがうれしくてニヤニヤしちゃって。そこは戦(いくさ)好きってことで許して」とお茶目に語る。鈴木監督も「本編に使いました。堤さんは素で笑ってます」とうれしそうに話すと、「あくまで演技です!」と堤。そのため綾瀬をはじめ濱田、風間は、堤が演じた織田信長キャラを「かっこいい!」と大絶賛。
綾瀬は、もし自分がタイムスリップするならば「織田信長に会ってみたい。ちゃっかり一緒に天下統一を目指してみたい。信長の横で、行け行けー!みたいに声援して」と無邪気に語った。大先輩の風間からは「綾瀬さんは女優さんらしからぬことを言うんです。そんな綾瀬さんが大好きです」とお褒めの言葉がもれれば、濱田も「初めてお会いしたんですけど、今日は何を言ってくれるんだろう、と。毎日、お会いするのが楽しみ。綾瀬さんのことを嫌いな人はこの世にはいないだろうなというぐらい、現場のムードメーカーであり素敵な方」、そして堤も「相変わらず邪心がない」と綾瀬にメロメロで、数々の綾瀬ワールド談は微笑ましく、終始ほのぼのとした会見となった。
映画『本能寺ホテル』(東宝配給)は2017年1月14日より全国公開
映画『本能寺ホテル』フォトギャラリー(21枚)
映画『本能寺ホテル』予告編
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©2017「本能寺ホテル」製作委員会/©フジテレビジョン 東宝 ホリプロ
映画『本能寺ホテル』公式サイトhonnoji-hotel.com
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