ディーン・フジオカ「説得力のある結婚詐欺師を演じれるよう頑張りたいと思います」

ディーン・フジオカ主演で小説「結婚」映画化!

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柊子(千石るり子役)

 この度、千石るり子役を演じさせて頂くことになりました、柊子と申します。映画『結婚』への出演のお話を聞いた時、言葉では言い尽くせないほど、胸が熱くなりました。台本を手にした時、その一冊の重さは自分の想像以上でした。嬉しい気持ちや、不安な気持ち、色々なドキドキが詰まっています。私の演じる、るり子という女性が抱く古海への愛の形はただひたすらに強く、そして切ないものだと思います。
 ディーン・フジオカさんに初めてお会いした時、優しくてあたたかい瞳に吸い込まれそうになりました。これから始まる撮影期間、ディーン・フジオカさんの瞳をまっすぐ見つめて臨みます。

西谷真一監督

「あさが来た」でディーン・フジオカさんと最初にお会いした時、年齢や性別を超えた特別な「色気」を強く感じました。それは私がウォン・カーウァイの映画『花様年華』のトニー・レオンを劇場で観た時の感動と似たような心のざわめきでした。
 以降、「喧騒の街、静かな海」では五代友厚とは真逆な現代の等身大の青年を演じてもらいましたが、今回は、私が最初にディーンさんに感じた「大人の男が持つ優しさと色気、そして凄み」を引き出し、皆さんが見たことのない、新たなディーン・フジオカの魅力を描いていきたいと思っています。
 井上荒野さんの原作「結婚」は、男と女の孤独と哀しみに裏打ちされた愛を描いた小説です。この原作との出会いが、ディーン・フジオカという稀有な俳優を今こそスクリーンで輝かせたいと思うきっかけとなりました。また、この作品で重要な出演者の一人、るり子役には柊子さんを起用しました。とても未知数の可能性を持った女優さんなので、ディーンさんとのセッションが今から楽しみです。どうか、一人でも多くのお客様に見ていただけることを祈っております。

KADOKAWAプロデューサー

 ディーン・フジオカさん演じる本作の主人公・古海健児は、あらゆる女性の心に入り込み、「結婚」という幻を見せては消えていく結婚詐欺師です。女性たちを虜にする色気や優しさを見せながら、ふいに孤独や闇を感じさせる底知れなさも併せ持った役柄ですが、ディーンさんに演じていただくことによって、女性たちがなぜ古海という男に心惹かれていくのかその魅力がより鮮明になってスクリーンに描き出されていくのではと撮影を楽しみにしています。
 また、柊子さん演じるるり子は、古海の相棒として結婚詐欺に加担していきますが、単なる共犯関係だけではない、その裏にある女性としての切ない感情を繊細に表現していただけると思っています。
 そして、監督を務める西谷真一さんは本作がディーンさんと3度目のタッグとなり、その強い信頼関係のもと、これまでに見たことのないディーンさんの新たな魅力をスクリーンに映し出してくれると確信しています。
 魅惑的な結婚詐欺師と、「結婚」という名の愛を求める女性たちとの間で繰り広げられる大人の恋愛ドラマを、ぜひご期待下さい。

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