本映画祭の親善大使・大橋のぞみは、「私の夢は世界中を旅することです。この夢をいつまでも忘れずに、大人になっても大きな夢を追うことを誓います!」と元気に“こども夢宣言”をし、「ドリーム ビッグ!(夢を大きく)」という映画祭のテーマを言い表した。
特定非営利活動法人 瀬戸内国際エンターテイメント協会の益田祐美子理事長と三枝照夫理事が概要を説明。英国女優オリヴィア・ハッセーが、ゲストとして来日、チャリティーパーティーや脚本賞のプレゼンターを務めることも明かされた。また、東日本大震災で被災した子どもたちを小豆島に招待する計画を全面支援したりするほか、日本は元気だと海外へ発信していく。
上映作品は12作品。子どもが純粋に楽しめる作品、親子で見て大人に学んでほしい作品など、6つの施設において、『二十四の瞳』『マザー・テレサ』『運動靴と赤い金魚』『チェブラーシカ』『おまえうまそうだな』『おばあちゃんの家』『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』『小学校!』『ヨーンじいちゃん』『ガメラ大怪獣空中決戦』『ガメラ2レギオン襲来』『ガメラ3邪神<イリス>覚醒』を上映する。
映画監督ならびに脚本家の発掘と支援を目的としたメインプログラム「エンジェルロード脚本賞2011」には、国内外から139作品の応募が寄せられた。選考委員を務める金子修介監督は、「1次審査で10本、2次審査では3本に絞る。そして8月28日に、小豆島でプレゼンテーションのうえグランプリを決める最終審査と結果発表を行う」という選考過程を述べ、「良い脚本は読んでいると映像が浮かんでくるもの。いかに子どものハートを掴むかが大切だと思う。瀬戸内というテーマも含め、しっかりと選んでいきたい」と抱負を語った。主催サイドによると、入賞作は映画化し、木下恵介監督による名作映画『二十四の瞳』(小豆島が舞台)に続く、感動作を誕生させたいとのこと。
本映画祭は、2011年8月20日(土) 13:30から@小豆島・土庄町立中央公民館 大ホールにて行われるオープニングセレモニーで開幕する。
原題=瀬戸内国際こども映画祭2011
会期=2011年8月20日(土)から28日(日)
公式サイト http://ciff-jp.net/
◆小豆島が舞台の名作映画
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