俳優の菅田将暉が主演映画『帝一の國』の初日舞台あいさつに登壇し、野村周平との再共演について「僕らは永遠のライバル」だとして、息のあった掛け合いをみせた。この日は菅田をはじめ旬キャストの野村周平、竹内涼真、志尊淳、千葉雄大、間宮祥太朗、永野芽郁、それにベテラン吉田鋼太郎、さらに永井聡監督が出席。キャストの仲の良さもあって、終始トークは大盛り上がり。最後は菅田が役に絡めて「このゴールデンウィーク、日本は僕がいただく!」宣言で締めくくった。
本作は人気コミックの実写映画化。日本の最高峰に位置する海帝高校の生徒会長の座を目指し、選挙を勝ち抜くため切磋琢磨する高校生の物語。そのため、この初日には原作者の古屋兎丸氏もプレミアムシートより公開を祝し、キャストの菅田らが壇上から手を振ると、古屋氏も立ち上がり一礼。客席からは大きな拍手がおくられる一幕も。
菅田将暉「野村周平との共演は信頼と安心」
菅田将暉と野村周平は7年前に連続ドラマ出演で仕事をした仲。野村は「盛り上げ役が二人いる学園もの、っていうめんどくさい現場。(帝一の國で菅田と再共演し)改めて芝居のやりやすさを発見した」ことを語ると、菅田も「安心と信頼の野村周平!」と太鼓判。そして菅田は、「台本はありますけど、(野村と)二人のシーンは現場で生まれたもの」であり、演じた野心家・赤場帝一というキャラクターについて「目標のために一途な姿は支えというか、こうありたい(理想像)」だと明かした。
そんな菅田は「必死に作ったものが公開を迎えて嬉しい反面、寂しくもあります。(本作は)一見、ポスタービジュアル等からポップな作品に思われますが、描くのは生徒会選挙という政治闘争バトル」だと解説。さらに「番宣で、本作ほど「面白かった」と言われることはあまりない」と評判の良さを語った。そこで野村から「お世辞で言ってくれるだろ!」と鋭い指摘が入り、菅田は「でも、お世辞は(言われる内容でそうだと)わかるやん」と冷静に返す。すると野村が、誰ともつかないカメラ目線で「わかるから!」とチクリ。
人気キャストたちが演じた、本作の各キャラクターは魅力たっぷり。ここで紅一点の永野に対して「理想は誰でしょう?」との質問が飛び出す。男性陣は「キャラクター?それとも演者?そこははっきりして」と食いつく。永野は「キャラクターでは(野村の演じた東郷)菊馬はないなぁ。女子も男子も(竹内涼真が演じる)大鷹弾のことは好きだと思います」と可愛く回答。即座に、得意満面の竹内が指を立てて決めポーズ! と場を盛り上げ、登壇者からは「爽やか!」の合いの手が入る。
特に盛り上がったのは、間宮が菅田に「あのキスは何だったの?」という疑問を投げかけたとき。それは撮了時のこと。最後まで撮影していた菅田をほかの男性キャストが待機して労ったそうだが、野村→間宮→千葉といった順で菅田が次々と唇にキスしたという。菅田は「撮影終わりを待っていてくれてありがとうという気持ちと、共演してくれてありがとうという気持ちが重なったもの」であり、「最初に周平と目があったのがいけなかったんだろうな。次の千葉君も目を伏せて(キス待ち顔だし)」と振り返るという、思いがけない秘話に対して悲鳴が響き渡った。
赤場の父役・吉田から菅田に「24歳で芝居がうますぎて先々が心配」と“親心”が、そして他の若手キャストには「今回は共演シーンがなかったけれど、いつかご一緒したいです」という言葉が寄せられ、キャストたちが喜びの笑顔を見せていたのも印象に残った。
なお、菅田は日本縦断する舞台挨拶ツアー(詳細は公式サイトにて)に旅立つ。あす一日で、福岡、広島、大阪、名古屋を周るという。まさに「このゴールデンウィーク、日本は僕がいただく!」を有言実行するのだ。
映画『帝一の國』初日舞台挨拶フォトギャラリー
映画『帝一の國』(東宝配給)は2017年4月29日[祝・土]より全国公開
映画『帝一の國』公式サイト http://www.teiichi.jp/
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— シネママニエラ (@cinemaniera) 2017年4月29日
映画『帝一の國』作品情報
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