ヒュー・ジャックマン映画『LOGAN／ローガン』インタビュー

俳優ヒュー・ジャックマンが、“アメコミ映画初”となるベルリン映画祭上映を果たした映画『LOGAN／ローガン』について語るインタビュー映像が届いた。『X-MEN』シリーズの“ウルヴァリン”ことローガンは孤高のヒーロー。来週、本作を引っさげ来日する。

ヒュー・ジャックマン『LOGAN／ローガン』 - 映画インタビュー — ©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来。ローガンは治癒能力を失いつつあった。そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアが託した最後のミッションは、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守ること。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する３人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた。

ローガンが老眼になっている！

本作でローガンは治癒能力を持っているが、徐々に老衰しているといい、「彼の人生の盛りはとっくに過ぎていて、助けを求める人々の声に応えるつもりはない」と説明する。それは、肉体的なことだけでなく「彼は長い人生の間である結論にたどり着いている。人を助けると状況は悪化し結局は自分の愛する人を傷つける」と孤独を感じながら生きていることも懐述する。

そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアは、ローラという謎めいた少女を守るミッションを科す。「ローガンの周りには分厚い壁があり他人が容易に侵入できない」とジャックマンは分析するが、ローガンは、ローラとどういう関係を築いていくのか気になるところだ。

そして、何故ローラは強大な武装組織から狙われているのか？ストーリーはまだまだ謎のベールに包まれている。しかし、ジャックマンは「彼はもはや年老いた過去の人間だ。彼らにとって脅威ではなく関与するつもりはない。しかしローラを捕まえるのにローガンが邪魔なんだ」とかつてのウルヴァリンは見る影もないようなことをにおわす。