人気デュオのコブクロ(小渕健太郎と黒田俊介)が5月21日、俳優の福士蒼汰主演の映画『ちょっと今から仕事やめてくる』先行プレミアム上映会に出席し、鑑賞後の観客に対して、同作の書き下ろし主題歌「心」を生披露した。実は、サプライズで主演の福士蒼汰と相手役の工藤阿須加も駆け付け、ライブパフォーマンスに感動しきり。2人ともいかにコブクロの楽曲が好きかというアピール合戦を展開し、客席を沸かせた。
映画『八日目の蟬』で第35回アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した成島出監督が脚本と監督を兼ねて、北川恵海著のベストセラー小説を福士蒼汰主演で映画化した本作。ブラック企業につとめ悩み苦しみ追い込まれた、若者たちに対して救いの手を差し伸べるという希望ある物語。
小渕はサラリーマン時代の辞表提出時を振り返り、占い本を見て誕生日から「今年は人生最大の転機だ」と送りだしてくれた恩人の存在を明かし、それ以前に会社員をしながらストリートライブをしていたことに触れ、「黒田が(福士演じる)ヤマモトのようだった」と語った。楽曲「心」が生まれたのも、自身のサラリーマン体験にあるとし、映画本編鑑賞後に着想が浮かんだものを具現化したという。
ここで普段は同じステージに立つ機会が少ないことから俳優→ミュージシャン、ミュージシャン→俳優への相互質問タイムが設けられた。福士は音楽家を志した経緯、それと楽曲誕生の瞬間について質問。小渕は「心を解放するとかリラックスした環境でふと浮かんでくる」と創作のひらめきを明かした。
そして小渕からは「監督からオーケーが出ても、自身が納得できないときもある?」という問い。福士と工藤は演技のスイッチがあるようで、撮影の本番のみで私生活に引きずることはないそう。工藤は「自分の芝居に満足したことはない。けれども成島監督が『主役は作品だよ』と教えてくれた」、福士は「(主観で)いけた!と思ったときに、監督から「もう一回」と言われる、切なさ」に言及。お互いの答えに興味津々な様子がうかがえた。
福士蒼汰×工藤阿須加がコブクロ「心」生歌唱に「素敵」「大好き」
福士は檀上で「僕も歌いたい!」と言い出すほどの「個人的にコブクロさんのファン。学生の頃からよく「太陽」「Million Films」を聴いていた。「心」も大好き!」と語れば、工藤は「「心」は映画の世界に引き込んでくれる。素敵!」と感想を述べたのちに、「うちは家族全員がコブクロさんのファン。うちの父(=プロ野球の工藤公康監督)は寝るときに曲をかけて朝までそのまま」だと明かし、二人揃っていかにコブクロ好きかを強調し、コブクロのふたりをタジタジさせていた。この日のイベントではコブクロが終始話を盛り上げ、福士と工藤を笑わせる微笑ましい空間となり、客席との一体感が感じられた。
こちらは速報です。
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』(東宝 配給)は2017年5月27日[土]より全国公開
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』公式サイト
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主題歌はコブクロの「心」(ワーナー)
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