映画『万引き家族』（英題 shoplifters ）フォトギャラリー

6年前

第７１回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督作品。東京の下町で質素に暮らし、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を描く（英題 shoplifters ）。

教養も甲斐性もなく、息子に教えられることと言えば盗みしかない治（リリー・フランキー）は自身の得意なことを、息子の祥太（城桧吏）に教えていく。

冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子（佐々木みゆ）を見かねた治は家に連れ帰る。

角のスーパーで、鮮やかな連係プレーで万引きをしてきた治と祥太は、肉屋でコロッケを買い、寒さに震えながら家路につくと、団地の１階の廊下で小さな女の子（佐々木みゆ）が凍えているのを見つけます。母親に部屋から閉め出されたらしいのを以前にも見かけていた治は、「ねぇ、どうしたの？ママは？」と優しく問いかけますが、その幼い少女はただ首を横にふるだけ。祥太が「早くいこうよ、コロッケ冷めちゃうよ」と急かしますが、治は「コロッケ食べる？」と話しかけるなど見過ごすことができません。

体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代（安藤サクラ）は娘として育てることにする。

祥太は、素直に「妹ができた」のだとは受け入れられず。

この家の持ち主である初枝（樹木希林）の年金が家族の生活を支えている。実は信代の妹の亜紀（松岡茉優）も同居している。

時は過ぎ、「家族」としてみんなで海へ！

パルムドール受賞、おめでとうございます！