杉咲花と神木隆之介、魔法は○○に使う
女優の杉咲花と俳優の神木隆之介が6月22日、都内で開催されたスタジオポノック映画『メアリと魔女の花』スペシャルトークイベントに出席し、同作の主人公メアリが魔法使いであることにちなみ「もし魔法が使えるなら?」、それぞれ「ぬか漬け」と「片付け」に使いたいと答えた。この日は咲花と神木をはじめ、小日向文世、佐藤二朗、遠藤憲一、大竹しのぶ、米林宏昌監督、西村義明プロデューサーが登壇した。
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本作は、スタジオジブリ出身の米林監督と西村プロデューサーがジブリ時代の『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』に続いで、三度目のタッグ。イギリスの児童文学を原作に、7年に一度咲くという魔女の花・夜間飛行をキーアイテムに、ヒロイン・メアリの姿を描くアニメーション映画だ。西村氏が立ち上げたスタジオポノック制作の第一回作品となる。
司会から「もしも魔法が使えるなら?」との問いに、杉咲は「ぬか漬けが好きなので、たくさん食べるために漬ける時間を早送りしたい」とほほえましい回答で、会場を和ませる。そして神木は、手振りを交えて「片付けが苦手なので、魔法で整理整頓してほしい」と答えた。ほかに「空を飛ぶ!仕事先の現場に空からほうきで舞い降りたい」(小日向)、「睡眠が4、5時間。8時間熟睡してみたい」(佐藤)、「アニメ界の希望の星が今どこにいるのかを知りたい」(遠藤)など、妄想から現実逃避?!までさまざまな希望が語られた。
そしてジブリの御大の反応に言及。西村氏は「映画『メアリと魔女の花』0号の完成の翌日に、米林監督と一緒に、スタジオジブリに持参して高畑(勲)さんと鈴木(敏夫)さんには観ていただいた。鈴木さんは、「よく頑張った。ジブリの呪縛から解き放たれるとこういう映画を作るのか。素直にのびのびとしていい」と、高畑さんはファンタジー映画は苦手な方ですが「好感の持てる映画」との言葉をいただいた。宮崎さんは「俺は観ない」とおっしゃって・・・」。これを受けて、米林監督は「宮崎(駿)さんからは『よく頑張った』とねぎらっていただいた。進行が遅れたので、無事完成をご報告できてよかったです」と安堵の気持ちを述べニッコリと微笑んだ。
映画『メアリと魔女の花』予告編
©「メアリと魔女の花」製作委員会
映画『メアリと魔女の花』(東宝配給)は2017年7月8日[土]より全国公開
映画『メアリと魔女の花』公式サイト www.maryflower.jp
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