斎藤工の作麼生を向井理が説破?!
俳優の向井理と斎藤工が6月26日、W主演を務めるWOWOW連続ドラマ「アキラとあきら」の第一話完成披露試写会の舞台挨拶に出席し、斎藤の作麼生(そもさん)を向井が説破(せっぱ)するという、理と工の名前通り理工系トンチ問答を披露し、ファンを喜ばせた。※作麼生・説破は禅問答で使われる言葉。
本作は池井戸潤著の小説刊行のタイミングに合わせて初映像化。運命が交差する「あきら」という名の出自の異なる二人の男性の半生を描く社会派ドラマ。向井は「ありがたいこと。かちっとした職業ドラマはあまりなくて。本作はセリフの量も多いですけど、専門用語が多くて大変でした」と話し、斎藤も「激動の時代を切り取っており、覚悟はしていたが台本を読み(セリフの量に)愕然とした」と同意する。
斎藤工の作麼生(そもさん)を向井理が説破(せっぱ)?!「アキラとあきら」理工問答
登壇早々に「厳粛な雰囲気」と会場を見渡した斎藤が、「(いつものように自分が)ふざけたら、怒られそう!」とポツリ。客席から「いいよ!」と合いの手が上がるや、待ってましたとばかりに、「(この日着用の)ジャケットのボタンが大きいのか、着ている僕が小さいのか」というトンチ問答を披露。すると、向井は自身のジャケットのボタンを並べるように示し、トンチを秒殺で説破した。この返しに苦笑いを浮かべる斎藤、ドヤ顔の向井という貴重な掛け合いが見られ、双方のファンは大満足の様子だった。
運命が描かれる物語にちなみ、演じた二人に対して「自身の運命は?」との問いが。向井は「理と書いてオサム。理系に進学したのは運命」と語れば、斎藤は「工と書いてタクミ。今、モノを作る仕事に就いたのは運命」だと述べた。二人の息のあった掛け合いは、4度目の共演ということもあるだろう。
さらに斎藤は、「昨日テレビを見たら、理氏が横浜F・マリノスのファンだと知った。僕も同じく応援してきたので、もしかしたら俳優として出会う前に、スタジアムなどで出会っていた可能性がある」と言及。目と目を合わせて微笑んだ。そんなふたりは互いの印象を「(斎藤とは)7年前のドラマが初共演。同い年だし、同じ時代を生きてきたので親近感がある。彼がふらりと家に来ることもあるし、気心が知れているので深く話さなくても深く分かり合える」(向井)、「(向井は)スマートでインテリ、背も高くて、男の理想」(斎藤)と互いを認め合う良き関係。前述したトンチ問答は、その関係性があってこそといえるだろう。
向井は「時代はバブル期がメイン。池井戸作品にしては珍しく主人公たちの幼少期が描かれる成長物語が軸になっています。リアリティがあり、スピーディに展開していくのでぜひ!」とアピールした。
この舞台挨拶には向井と斎藤をはじめ、石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が登壇した。
WOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」WOWOWプライムにて2017年7月9日よる10時放送スタート(第1話無料、全9話)
「連続ドラマW アキラとあきら」公式サイト www.wowow.co.jp/dramaw/akira
公式SNS 「連続ドラマW アキラとあきら」Twitter @akira_to_akira
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