鈴木紗理奈、主演女優賞を受賞！

シネママニエラ編集部

7年前

女優の鈴木紗理奈が７月１５日（現地時間）、映画『キセキの葉書』(ジャッキー・ウー監督)で、スペインのマドリード国際映画祭で最優秀外国映画主演女優賞を受賞した。映画祭の選考委員からは、「過酷な人生を明るく演じた鈴木紗理奈の演技が、ともすれば絶望的になりかない観客の気持を軽やかにした」との評価。

同作は、昨年の９月に撮影された。受賞者はアワード・ナイトで発表された。ノミネートを受けて１３日から現地入りしていた鈴木は、ステージで名前を呼び上げられると驚きの表情で登壇。

「いつも自分が関わる仕事を信じてやってきましたが、〝主演女優賞〟というのは自分の人生の中で考えてみたことはありませんでした。ましてや、こんな国際的な映画祭で…。今回も映画に関わる多くの皆さんとジャッキー監督を１００パーセント信頼してやってきました。今夜は自分の人生にとって最高の日です」と涙声で語った。

当初は、ご子息もマドリードに連れて行きたいという思いもあったそうだがスケジュール的に無理だった。息子のリオト君からは、「必ずトロフィーを取って来てね」と言われていたので、早く伝えたいと話す。

物語は、阪神淡路大震災から半年。兵庫県西宮市を舞台に、難病の娘と、認知症とうつ病を併発する母に挟まれながらも、度重なる試練を乗り越え、ひたむきに生きる主人公を描く実話に基づくドラマ。鈴木は母親役を真摯に演じた。

１９日に受賞報告会見を行う予定。

映画『キセキの葉書』（ジャッキー・ウー監督）2017年11月4日[土]より全国公開　※関西先行
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