俳優の山﨑賢人が7月26日、主演映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ジャパンプレミアに来場し、「(特殊能力の)スタンドに素直に感動しました!」と語り、原作者・荒木飛呂彦先生からのビデオメッセージ「完成度はみなさんの予想を超えています!登場人物や主人公のキャラ作りが場面を圧倒的に支配します」という太鼓判を受けて、「死ぬ気でやったのでジョジョの生みの親の荒木先生が喜んでくれているのがめちゃくちゃうれしい」と安堵の笑顔を見せた。
この日のプレミアは劇場公開前のたった一度の試写会であり、ステージには主演の山﨑賢人をはじめ、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、山田孝之、伊勢谷友介という主要キャスト、それに三池崇史監督が登壇した。登壇者による本作のオススメポイントはスタンドが現れるシーン。「現場では見られなかったスタンドに素直に感動しました」(山﨑)、「スタンドが戦う場面。女性が見ても興奮できるシーン」(小松)、「はじめてスタンドが出る、バルセロナで撮影したシーン」(神木)とキャストのイチオシだ。
原作がシリーズ累計発行部数1億部を超え、生誕から30年を迎える人気コミックをベースにした実写化とあって、主演をはる山﨑のプレッシャーは相当なものであったろう。荒木先生のメッセージが流れる際は客席の視線を遮らないよう配慮してステージ上で屈み、前方モニターをくいいるように眺めていた山崎だが、「主演の山﨑賢人くんが引っ張ってくれた」と労われたことで、この日に見せた笑顔はすがすがしくもあった。
三池監督は「ジョジョの名前に恥じない作品です。(出演者は)撮影現場においては超人です。強く、存在価値があると納得してもらえる、いい役者です!」と大絶賛。そしてスペインでの撮影を「すごくいいところですが、気をつけていただきたいのが、お風呂場が滑りやすいこと。岡田(将生)君は縁に頭をぶつけて、1時間ぐらい記憶を失って、湯船が真っ赤だった」と現地でのハプニングを明かす。これには、岡田は「それは言ってはダメ・・・」とアタフタし、内ポケットからハンカチを取り出して汗をぬぐっていた。
フォトセッションではご一行の背後に、日本の氷彫刻第一人者であるグランドプリンスホテル新高輪の小阪芳史さんが今回のプレミアのためだけに特別に製作した「クレイジー・ダイヤモンド」巨大氷彫刻が。キャストは大興奮で、岡田の携帯のカメラ機能で山崎と氷彫刻の姿を撮る姿や、新田、伊勢谷も自身のスマートフォンで自撮りする様子が見受けられた。
撮影地のスペイン・シッチェスの海辺のテラスで「泡しか飲んでいないのに解放感とお酒の力でダンスをした!」と振り返った山﨑。本作のヒットで、日本でも喜びのダンスできることを期待したいところ。締めの挨拶では「僕にとって大きく色々なことが変わった作品。すごく愛がある。ジョジョの世界は最後まで予測不可能。スタンド戦闘は一瞬で理解できないように計算されている。その中で親子の愛、家族の愛だとか描かれる作品です。最後まで楽しんでください」と呼びかけた。
こんにちは、今日はプレミア試写会にお越しいただきありがとうございます。読者の皆様が期待とともに不安を感じられていると思いますが、完成度はみなさんの予想を超えています! 登場人物や、主人公のキャラ作りが、場面を圧倒的に支配します。キャストの皆さんが本当に素晴らしかったからです。山﨑さんが作品を引っ張てくれました。劇中音楽も素晴らしくかっこよくて、さらに盛り上げてくれます。出演者、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。今年の夏も暑いでしょうけれども、みなさま元気に過ごして、映画を楽しんでください。ありがとうございます。
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映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』予告編
©2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(東宝、ワーナー・ブラザース映画)は2017年8月4日[金]より全国公開
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公式サイト jojo-movie.jp
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