女優の浜辺美波と俳優の北村匠海（DISH//）が８月６日、W主演を務め、ベストセラー小説をベースとした映画『君の膵臓（すいぞう）をたべたい』（略して“キミスイ”）の大ヒットを受けて、ユナイテッド・シネマ豊洲にて御礼舞台挨拶を行い、ファン向けのスペシャルイベントに月川翔監督と共に参加。温かな声援を送る客席をバックにして、くす玉を割って祝った。
７月２８日公開し、公開９日目に観客動員数は６６万５千人以上を記録。「大ヒットイベントをすることができてとてもうれしいです」（浜辺）、「たくさんの方に観てもらえていることを本当にうれしく思います」（北村）と笑顔を見せる一方で、メガホンをとった監督は「毎日エゴサーチをして、目が充血するほど真剣に（みなさんの感想を）読んでいます」と明かす。
浜辺美波、「膵臓は食べたことがありません」
そんな主演の二人は、この夏にしたいこととして「周りのスタッフさんと焼肉を食べたい！」（浜辺）、「メンバーとなんでもいいから夏の思い出を作りたい！」（北村）をあげた。二人から焼肉という共通のワードがでたところで、監督から「ぜひ、膵臓も食べてもらえたら！」とのご要望が寄せられると、浜辺は「（膵臓は）食べたことないです」と控えめに返答。戸惑い気味の浜辺に、北村は「（膵臓は）めっちゃ美味しいです！」とトライしてみるよう促していた。
共演者がサプライズ登場！一緒に花火を鑑賞！
そして“キミスイ”ファンが集ったスペシャルイベントはアーバンドック ららぽーとのシーサイドデッキで実施。映画のヒットを祝した花火が夜空を彩った。「今年、初の花火です！」と北村が語れば、「このメンバーで花火を見られるのは一段と楽しいと思います」と浜辺。
実は大友花恋、矢本悠馬、桜田通、森下大地の来場は、浜辺と北村には秘密のサプライズ企画だった。ふたりにばれないよう、スタッフは数十メートルの移動に車を使うなど細心の注意を払い、月川監督も仕掛け人としてふたりの傍で、気づかれないか見守っていたそう。これまでのイベントでは常に緊張の面持ちのふたりだったが、この日はとても穏やかに素の表情をみせていたのが印象的だ。
北村と桜田が体育座りして一緒に湯船につかったという、とっておきの撮影エピソード等が語られ、集まったファンは黄色い声をあげていた。公開までの１か月半で、主演の二人が頑張ったプロモーション活動は総移動距離11,510キロ、総取材時間数は205時間、総取材媒体数は285媒体というもの。長かった道のりかもしれないが、この日をもって本作のイベントは最後だという。本当にお疲れさま！という多くの温かな拍手に見送られて、イベント会場をあとにした。
映画『君の膵臓をたべたい』（東宝 配給）は2017年7月28日より全国公開中
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映画『君の膵臓をたべたい』作品情報・予告編
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