塚田僚一(A.B.C-Z)の初主演映画『ラスト・ホールド!』はスポーツクライミング内の一種目ボルダリングを題材に取ったオリジナルストーリーで描く青春群像劇。塚田は「映画初主演にプレッシャーや重圧もありますが、気遅れしている時間はありません。心も体も燃えています」などとコメントしている。
本作は、2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった、スポーツクライミング内の一種目、ボルダリングが題材。実は日本は2014年から3年連続で世界ランキング1位を獲得している世界有数のボルダリング強豪国。真壁幸紀監督は、失敗を重ねても、あきらめることなく仲間と一緒に挑戦を続ける姿をスクリーンに映し出す。
主演は、A.B.C-Zの塚田僚一。本作が本格的な映画初出演にして初主演。廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島が、6人の新入生を必死で集めるが、一人を除いてクセの強い初心者ばかり。一緒に夢に挑む仲間として、「滝沢歌舞伎」などアクロバティックでパワフルな舞台を見せることで絶大な人気を誇るジャニーズJr.のSnow Manが選ばれた。Snow Manもグループ6人での映画出演は初。
本作への出演が決まって以来、随時ボルダリング合同練習を重ね、運動神経が良いだけではどうにもならないことを身をもって知った彼らは、以降、舞台、コンサートの合間を縫って、時間が許す限りインストラクターについてジムで自主トレに励んだという。
この作品で僕は「映画初主演」と「ボルダリング」という2つの挑戦をします。ボルダリングは今までテレビの企画でやったことがある、という程度でした。今回大役を与えて頂き、後悔だけはしたくないという気持ちで、お仕事以外の時間は全てボルダリングの練習に費やしました。そのおかげで体も締まり、今ではベストマッチョです!! そして仲間役はA.B.C-Zのバックダンスを務めてくれているSnow Manですからチームワークもバッチリ。映画初主演にプレッシャーや重圧もありますが、気遅れしている時間はありません。心も体も燃えています。皆様に素敵な作品をお届けできるよう、全身全霊を捧げます。
演技は普段やっているダンスとは違って、新たな発見をしたり勉強になることが多いので、映画出演が決まった時はとても嬉しかったです。Snow Manみんなで、というのも嬉しい。ボルダリングは全く知らない世界です。恥ずかしい姿は見せられないので撮影が始まるまで、まだまだ練習します。そのうえで、ボルダリングに興味がある方も僕らのファンの皆さんも、どちらの方たちが観ても「この映画、面白い!」と言って頂けるようSnow Manの良さと塚田君の良さを互いに引き出し合って、いい映画にしたいです。
Snow Man6人で映画出演出来ることが素直に嬉しいです。また塚田僚一君とご一緒することで、先輩からいろいろ学びたいと思います。ボルダリングは仕事の合間を見てジムに行って練習してますが、正直キツいです。何事もそうだと思いますが、経験して初めて分かりました。この映画は仲間と一緒に夢に挑戦する話です。仲間がいてこそ目標を達成できたり、つながっていける。ボルダリングに興味を持って頂くと共に、観て下さった方が、仲間っていいなと思っていただける映画になったら、と思います。
映画出演の話を聞いた時は、驚きました。今まで舞台やコンサートが多かったので、新鮮と言った方がいいかもしれません。その後に嬉しさがこみ上げて何度も「ホントに?」と聞き返しました。ボルダリングは初心者です。運動神経が良ければ出来るものなのかな、と思っていたのですが難しいです。手と足の位置がずれているだけで体の重心が変わる、頭も使う競技です。東京オリンピックの正式種目にもなりましたので、多くの方に興味を持って頂きたいですし、微力ながら僕らもオリンピックを盛り上げられたらと思っています。
映画出演は純粋に嬉しいという気持ちと、ボルダリングをやったことがなかったのでプレッシャーの両方がありました。でも、やったことがないからこそ自分の知らない世界に行ける、と思って今はワクワクしてます。出させて頂くからには絶対に生半可な気持ちでいたくないので、ボルダリングの練習も人一倍やりました。他のメンバーに負けるわけにはいきません。一方で笑いもある映画です。でもただ笑えるだけではなく人の心を動かすことの出来る映画にしたい、特にこれから何かを始める人たちに向けてエールを送れたら、と思います。
まずは、このような機会を与えて頂いたことに感謝してます。ボルダリングの映画ということで、身体を動かすことが得意なSnow Manに合っているなと思いました。ボルダリングは趣味でちょっとやったことがあったのですが、いざ本格的にやるといろんな課題が出てきて本当に難しいです。目の前に新たな壁が立ちはだかっている感じ。この映画でボルダリング人口を増やしたいですし、競技の楽しさを伝えられたらと思っています。演技については、今までの舞台のお芝居と映画は違うと思うので、演じる面でも楽しみを見つけたいです。
元々趣味でボルダリングをやっており、この競技の楽しさを知っていました。この映画でそれを広める側にまわれることが出来て嬉しいです。楽しさをスクリーンで伝えたいと思う一方、ボルダリングを競技としてやられている方にも失礼のないように、真摯に向き合わなければならないと思っていますので、今は時間が空くとジムに行って練習をしています。映画をご覧になった方に「ボルダリングって面白いだけじゃなくてカッコいいんだぞ」と思って頂きたいですし、「このスポーツに対応できるSnow Manは凄い」ということもお見せしたいです。
2020年東京オリンピックの正式種目に決まり、街にはクライミングジムが増え、今後更に注目されていくであろうボルダリング。このボルダリングという競技が置かれている状況は、塚田君とSnow Manにリンクする部分があると感じます。今、まさに飛躍しようとしている彼らを映像に収める事に喜びを感じますし、彼らの躍動感がお客さんに伝わる映画にしたいと思います。ご期待ください!
映画『ラスト・ホールド!』(松竹配給)は2018年5月12日[土]より全国公開
映画『ラスト・ホールド!』あらすじ
取手坂大学4年生の岡島(塚田)は焦っていた。卒業を間近にひかえ、ボルダリング部員が自分一人となった今、もはや廃部は決定的。青春をボルダリングに捧げてきた彼にとってそれは我慢出来ないことだ。存続最低人数は7人。となると新入生を6人勧誘は必至。ようやく河口(岩本)、新井(深澤)、桃田(渡辺)、高井戸(宮舘)、桑本(佐久間)、中道(阿部)を入部させることに成功するが、河口以外は初心者で、元ドラマーやゲームおたく、性格も一癖のある者ばかり。まずはルールの説明、そして基礎練習と、やることは山積みである。目指すは、インカレに出場し優勝すること!そのためには強豪の昇竜大学に勝たなくてはならない。個人選手権に出場し個人戦で腕試しをするメンバー。しかし決勝戦に残ったのは、岡島と河口だけ。河口は中学生の頃は将来有望なボルダリングの選手として知られていたのだが、ある事件をきっかけにボルダリングから遠ざかっており、このことには口を閉ざしたまま、未だに河口を苦しめていた。
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1986年生まれ。神奈川県出身。5人組の人気グループA.B.C-Zのメンバー。グループとしてTVバラエティ番組「ABChanZoo」(TX)にレギュラー出演、「アウト×デラックス」(CX)には単独で不定期出演中。コンサートは勿論のこと舞台「サクラパパオー」でも単独主演を果たした。本作は記念すべき初主演映画となる。
Snow Manプロフィル
2012年に結成されたジャニーズJr.内グループ。身体能力の高さには定評があり、アクロバティックでパワフルな舞台を見せることで高い人気を誇る。2006年から続く滝沢秀明の座長公演「滝沢演舞城」、「滝沢革命」、「滝沢歌舞伎」にレギュラーで出演。今年の舞台でも踊り、歌、芝居と存分に観客を魅了した。Snow Man 6人での映画出演は本作が初となる。
岩本照(いわもと・ひかる)1993年生まれ。埼玉県出身。
深澤辰哉(ふかざわ・たつや)1992年生まれ。東京都出身。
渡辺翔太(わたなべ・しょうた)1992年生まれ。東京都出身。
宮舘涼太(みやだて・りょうた)1993年生まれ。東京都出身。
佐久間大介(さくま・だいすけ)1992年生まれ。東京都出身。
阿部亮平(あべ・りょうへい)1993年生まれ。千葉県出身。