俳優の竹野内豊がド派手衣装×パーマ×呉弁という暴力団役で、白石和彌監督×役所広司主演の映画『孤狼の血』に出演していることが発表された。竹野内は「白石監督から、「今度、竹野内さんに出て欲しい作品がある」と言われ、台本も読まずに、「はい」と返事」したことを明かし、「今まで、いい人だったり、エリート的な役が多かったので、また一つ、白石監督の現場で新たな役に挑戦出来る事が嬉しかった」と率直に喜びを語っている。※パソコンですとメッセージ形式でお読みいただけます。
竹野内は松坂桃李とともに、白石監督がメガホンを執った映画『彼女がその名を知らない鳥たち』にも出演しており、本作が二度目のタッグとなる。原作は柚月裕子著「孤狼の血」(角川文庫刊)で、広島の呉が舞台。竹野内はバリバリの「呉弁」と「ド派手衣装&パーマ」が目を引く暴力団加古村組若頭・野崎康介を演じている。江口洋介が演じる一之瀬守孝が若頭を務める、尾谷組と敵対する加古村組の若頭ということで、ストーリー冒頭から登場し、強烈な存在感を放つ!
初挑戦となった暴力団役(野崎)を演じてみての感想をお願いします
竹野内豊: 『彼女がその名を知らない鳥たち』撮影直後に、白石監督から、「今度、竹野内さんに出て欲しい作品がある」と言われ、台本も読まずに、「はい」と返事をしていたので(笑)台本を読ませて頂いた時は、完成度の高さに「素晴らしい作品になる!」とわくわくしました。今まで、いい人だったり、エリート的な役が多かったので、また一つ、白石監督の現場で新たな役に挑戦出来る事が嬉しかったです。
初挑戦となった広島弁(呉弁)で苦労した点は?
竹野内豊: 以前から、方言のある役をとにかくやってみたかったんです。呉弁は、抑揚が激しかったり、イントネーションを間違えると関西弁の様に聞こえてしまったりするので難しかったですが、呉出身のスタッフの方と確認しながら取り組める事が 楽しかったです。自分の演じた野崎の呉弁は、暴力的な言い回ししかしないのですが、本来の呉弁は、とても温かみがあって、どこか人間臭さを含んでいます。 また是非チャンスがあれば、呉弁を話す役柄に出逢いたいです。
初挑戦となったきつめのパーマをかけた経緯や感想
竹野内豊: 衣装が想像していたものと全く違って、、とにかく派手でした(笑)。ですので角刈りはやめ、衣装に合う髪型をヘアーメイクさんと話しながら作って頂きました。
映画『孤狼の血』あらすじ
物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化する。
映画『孤狼の血』(東映 配給)は2018年5月12日[土]より全国公開
映画『孤狼の血』公式サイト
孤狼の血(役所広司主演×白石和彌監督) – 映画予告編・作品情報
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