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麻生久美子『ロック』初の母親役は「(自身の)母親にそっくり」?!

映画『ロックわんこ島』完成披露会見&試写会[シネママニエラ]6月9日、同日が“ロックの日”であることにちなんで、映画『ロック ~わんこの島~』完成披露会見と試写会舞台あいさつが東京国際フォーラムで行われ、キャストの佐藤隆太、麻生久美子、子役の土師野(はしの)隆之介、倍賞美津子、そして中江功監督、臼井プロデューサーが登壇した。なお、試写会には出演者の岡田善徳と柏原収史も駆け付けた。

6月7日に完成したばかりの同作の原案は、フジテレビの番組「めざましテレビ」の人気コーナーである「きょうのわんこ」から誕生した。2000年8月、大噴火により全島民が避難することになった伊豆諸島・三宅島が舞台。島で暮らす一匹の犬・ロックと家族の絆を描くという。実話から生まれた奇跡と感動の物語になっている。

ドラマ「Dr.コトー診療所」で島を舞台にした作品を担当し、島=中江監督のイメージが定着したのか。中江監督は「コトーと同じ、島を舞台にした作品を撮りませんか?」とオファーが着たのだと述べ、「島は好きですけど、島で撮影するのはちょっと……」と苦笑い。というのも「天候が変わりやすく、撮影が思うように進まない」という苦労を吐露。とはいえ、キャストからは、”何度もねばる”といった、監督のこだわり演出に対する声もちらほら。

そんな監督のもと、野山家の母ちゃん・貴子を演じた麻生は、「初めて母親役を演じました。演じている時には意識していなかったのですが、作品を観たら(貴子は)私の母に似ていることに気が付きました。実は今日は母が会場に来ています」と、明かした。

そして天候不良で撮影がはかどらなかった時に、ベテランの倍賞が、キャストを気遣ったエピソードを佐藤が語った。深夜に佐藤と麻生の部屋を訪問。“飲ミニュケーション”をはかったという。ただし、麻生は就寝してしまい参加できず、残念だと悔しがっていた。

この日、最も客席の注目を浴びたのは、劇中で“ロック”を演じたというゴールデンレトリバー犬の登場だった。代役犬はおらず、この1匹のみで撮影したという。長期に渡るオーディションで選ばれただけあり、マスコミ向けのフォトセッションでも、ドッグトレーナーの指示に従いカメラ目線もばっちり。また、キャストに対し、お腹をなでてとばかりに壇上で転がったり、子役の隆之介くんの股をくぐり抜けたりと愛嬌たっぷりの姿で場内を魅了した。

「めざましライフエイドキャラバン with ロック&美郷」を実施
6月13日から8月中旬頃までの約2か月間、ロックと長野美郷(お天気キャスター)が日本全国を縦断する!
詳細は、映画公式サイトにて。

なお、東日本大震災で被害に遭った被災地の子どもたちのために、製作出資者の収益から、劇場鑑賞料の観客一人当たり6円に相当する金額がFNSチャリティキャンペーンとして、公益財団法人日本ユニセフ協会を通じ寄付する予定。
(文・写真:南樹里)

日本公開=2011年7月23日
配給=東宝
公式サイト
公式Twitter= @rock_wanko

映画『ロックわんこ島』完成披露会見&試写会

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◆主題歌は、小田和正の「hello hello」
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