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高畑充希×安藤サクラ「鎌倉ものがたり」山崎組に初参加!現場はテーマパーク?!

女優の高畑充希と安藤サクラが11月7日、映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』で初めて山崎貴監督率いる山崎組に参加できた喜びを語った。同作の完成報告会見には、主演の堺雅人をはじめ、高畑、堤真一、安藤、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が出席。また、夜に開催されたワールドプレミア試写会の舞台挨拶には前述の7名に加え、要潤、神戸浩、鶴田真由、吉行和子、三浦友和が参加した。

本作は西岸良平著の人気コミックをベースとした冒険ファンタジー大作。堺扮するミステリー作家の妻・亜紀子を演じた高畑は、「山崎監督の作品は映画館で何本も観ていて、めちゃくちゃ超大作を撮る監督というイメージ」があり、自分とは無縁だと感じていたそうだが、出演オファーを受けて驚いたという。演じる亜紀子について台本に「小学生に見間違えられる若い妻」とあり納得。「童顔がコンプレックスに感じる時もあるけれど、本作に出演できたので童顔でよかったと思えた」と笑顔で話す。しかしながら監督は「若く見えるだけでなく、愛らしさと母性を見せる大人の女性という幅のあるお芝居ができる人を求めたんです。高畑さんのスキルに救われました」と感謝する。

高畑「憧れの山崎組!」、
安藤「テーマパークのよう」とドキドキを語る

撮影は今年の一月から2か月半かけた。鎌倉の街は実際のものを参考にするのではなく、本作用にゼロからつくりあげたそう。それだけに制作会社の白組史上最大のピンチと言えるほど作業は複雑になったそうで、本作が完成したのは10月末。すでにワールドプレミア試写の日程は組まれており、最悪の場合は「未完の部分は皆さんの想像力で補ってください!とお願いし壇上で頭を下げる覚悟だった」とも。それだけ手間暇かけた作品とあって完成作は「すげぇー!撮影中はグリーンバックで、こんなにすごいことになっていたとは」と驚いたという高畑。

そして、安藤は「(撮影は)テーマパークにいるようで毎日がウキウキ、ワクワクしていました。とにかく登場するキャラクターが可愛いので一緒に写真を撮ってもらうこともありました。本当に楽しい日々でした」と振り返る。演じたのは死神で「まさか自分が神を演じる日が来るとは思いもしなかった。この作品の中に自分がいることが信じられないぐらい大きな喜び」だと話す。ちなみに吉行によると、劇中の夜市は売り子も不思議だし、そこで売っているモノも不思議なものばかりとのこと。せっかくなので画面の隅々まで確認してもらいたい。

左から山崎貴監督、鶴田真由、神戸浩、要潤、安藤サクラ、高畑充希、堺雅人、堤真一、中村玉緒、田中泯、吉行和子、三浦友和

そんな初山崎組に対する高畑と安藤の感動コメントが満載の中で、主演の堺も実は初の山崎組。題名のディステニー(運命の意)にちなんだ運命を問われると、「本作の台本を読んだのが、お墓参りに出向いた岩手で偶然訪れた鉛温泉でした。立ったまま入る立位浴で、すごくいい温泉です。ところが、その温泉は山崎監督が脚本を書くときにモデルとしていた湯治場だと、今さっき知りました。これは運命だと思います!」と語れば、監督は「黄泉の国というと湯治場のイメージがあって、その温泉がぴったりだったんです。同じ場所で堺さんが台本を読まれていたと知り、驚きました」と続けた。

山崎貴監督

また、監督が堺について驚いたのは「長台詞が得意だと思っていたけれど、当日その場で台詞を18分から19分に1分ほど増やしたところ、堺さんが大変な慌てようで」と戸惑ったことを明かす。これに要が「電車の始発前の撮影で車内はエキストラさんで満員状態で、しかもダイヤの関係で撮影チャンスは2度のみというプレッシャーがある中での出来事です」と追加。堺は「早口で言わなければいけなくて・・・」と実は(これまでの作品でも)かなりの準備をして臨んでいたという影の努力が明らかに。また、寒がりのため夜間にパジャマ1枚で走るシーンでは「使い捨てカイロを最大120個も体に貼っています」という見えない努力を披露して、客席を沸かせた。

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(東宝配給)は2017年12月9日[土]より全国公開

左から安藤サクラ、高畑充希、映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』ワールドプレミア舞台挨拶

映画『DESTTINY 鎌倉ものがたり』公式サイ
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