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福山雅治「マンハントで3つも初体験ができた」

高倉健さん主演の名作『君よ憤怒の河を渉れ』の再映画化に、巨匠ジョン・ウー監督が、チャン・ハンユーと福山雅治をW主演に臨んだ映画『マンハント』(原題 追捕 MANHUNT)の北京プレミアが11月20日に開催された。併せて同作の特報映像も到着!福山は巨匠の現場で「3つも初体験ができました」と語り、見たこともない自分の表情を引き出してくれた監督に感謝しきりだった。

ウー監督と福山

11月24日の中国公開を目前に実施されたこのプレミアには、ジョン・ウー監督、チャン・ハンユー、福山雅治、チー・ウェイ、桜庭ななみらが参加。

逃げる弁護士と追う刑事の物語において、刑事役の福山は「はじめて中国での映画というのがこの作品で良かったなと本当に光栄に思っております。何よりそのジョン・ウーさんの映画作りというものは、僕にとってもともと大ファンでしたから、まさか自分が監督の映画に出られるとは思っていなかったので、もちろん映画の内容もそうなんですけど、二つ返事で「出ます。やらせていただきます」と答えさせていただきました。そしてこの物語は、人と人がどういう風に助け合うのか、お互いを信じあうのか、そして一人では成し遂げることができないことを協力し合って、心からの友と呼べる人間と協力し合って、難しいこと、苦しいこと、困難に立ち向かい成し遂げるということを表現しているこの作品を、監督が作ったこの作品を、ストーリーの魅力もそうですし、監督のアクションシーンの魅力、そして人間ドラマとしての見所、そういったところにも惹かれています」とコメント。

左からチー・ウェイ、チャン・ハンユー、ジョン・ウー監督、福山雅治、桜庭ななみ

高倉さんが演じた弁護士役を、本作で演じるチャン・ハンユーは「この映画が中国で上映されたとき人は何べんもみました。私も何十回と観まして、セリフも覚えているんです。当時の高倉さんの服の着方を真似する人もいました。彼のおかげで声優の道を進むことに決めました。40年後の今日、ジョン・ウー監督が本作を小説からリメイクしたのですがみんな張り切って、元々の俳優への敬意を持って撮影に臨みました」と話す。

そして福山は「最近良く話すんですけど、50歳近くなって、大人になって“初めて”というのは自分で作らなければ、初体験は自分でつくっていかないといけないなと思っていた40代だったのですが、この映画のおかげで、3つも初体験ができました。水上バイクで運転するのも初めてでしたし、運転して英語の台詞を言ったこと、アクションをすることも…水上バイクのシーンは自分がやったことがないことが3つ同時にやってきたので、すごく新鮮。結果として、見たこともない自分の表情を引き出していただけたのではないかと監督にはとても感謝しています」と改めて述べていた。

オール日本ロケを行った本作のクレジットからは、友情出演で國村隼が、特別出演の竹中直人、倉田保昭、斎藤工、ほかに池内博之、TAO、トクナガクニハル、矢島健一、田中圭、ジョーナカムラ、吉沢悠といった日本人の出演が明らかになっている。

映画『マンハント』あらすじ

実直な国際弁護士ドゥ・チウ(チャン・ハンユー)が目を覚ますと、女の死体が横たわっていた。現場の状況証拠は彼が犯人だと示しており、突如として殺人事件に巻き込まれてしまう。罠にはめられたことに気づき逃走するドゥ・チウ。孤高の敏腕刑事の矢村(福山雅治)は独自の捜査でドゥ・チウを追っていく。

映画『マンハント』特報


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映画『マンハント』(ギャガ 配給)は2018年2月上旬よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開

映画『マンハント』公式サイト
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