日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を描く姿を清々しく描く「RAILWAYS」シリーズの新作『かぞくいろ』はシリーズ初となる「女性運転士」の物語。主演に有村架純、國村隼、そしてメガホンは俊英・吉田康弘監督。肥薩おれんじ鉄道を舞台に再出発をテーマにした家族と鉄道の物語。
本シリーズのもう一つの主役である「鉄道」。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』では島根県の一畑電車株式会社。映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』では富山県の富山地方鉄道株式会社。
今回は九州の肥薩おれんじ鉄道が登場!九州新幹線の開業を機会に2004年に独立し、熊本県八代から鹿児島県川内を結ぶ第三セクター鉄道で、九州西海岸の美しい風景の中を走り、地元の新鮮な食材を使用した食事をゆったりと楽しめる食堂車「おれんじ食堂」が人気だ。
レイルウェイズ過去2作品からの温かいバトンをしっかりと受け取り、今作の中にいる人と人が分かり合うには理屈じゃない何かがあり、本当の家族、愛、絆を、時間と共に見つけていければと思います。今回、私もまだ未経験であるシングルマザーという役どころですが、彼女の努力や気持ちに寄り添えるように、キャスト、スタッフの皆さんの力をお借りしながら、頑張りたいと思います。素晴らしい温かい作品にしたいです。
吉田康弘監督とは今回が初めてです。いつもそうなのですが、初めての組に入るのが何度経験しても新鮮で、大好きなんです。「さぁ、この組はアップするまでどんな風に駆け抜けていくのか!」とワクワクドキドキします。久し振りの有村くんも居ますし、久し振りの鹿児島の地ですし、温泉と芋焼酎のパワーも借りていい作品になるよう頑張って参ります。
大切な人を失った哀しみを、互いに埋めていく再生の物語です。血の繋がりだけじゃない、新しい家族のカタチを提示することができたらと思っています。有村架純さんと國村隼さんが運転台に並ぶ姿が今から楽しみです。スタッフ、キャスト、地元の人たちと共に、儚くも美しい映画を創りあげますので、期待してお待ち下さい!
RAILWAYS2作目の公開から少し時間がかかってしまいましたが、満を辞してシリーズ最新作が始動します。今回の舞台は全国各地の候補地の中から鹿児島の「肥薩おれんじ鉄道」を選びました。今作は「女性運転士」を主人公に、幾つもの分岐したレールがやがて一本のレールに纏まるという、新しい家族の誕生物語です。今までとは少し趣の異なる作品をご期待ください。
映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』(松竹 配給)は2018年11月30日[金]より全国公開
11月23日[金・祝]より鹿児島県・熊本県にて先行公開
©2018「かぞくいろ」製作委員会
映画『かぞくいろ』あらすじ
奥薗晶(有村架純)は、夫の修平とその連れ子の駿也(9歳)と3人で幸せに暮らしていたが、突然夫を亡くしシングルマザーとなってしまう。晶は夫の故郷である鹿児島県で鉄道の運転士である義父・節夫(國村隼)に会いに行く。妻に先立たれ、修平とも長い間疎遠だったため、節夫は突然知らされた息子の死と、初めて会う晶と駿也をどう受け止めたら良いかわからず困惑するが、行くあてがないという晶と駿也を、鹿児島の家に住まわせることをやむなく許す。3人の共同生活が始まった。
実の子供ではない駿也の母親として生きることを決意した晶は、鉄道が好きな息子のために、節夫が務める肥薩おれんじ鉄道の運転士の試験を受ける。周囲の人々に支えられ、良き母、一人前の運転士になろうと奮闘する晶。大切な人を失った悲しみをそれぞれが抱えながら、次々起こる出来事に必死立ち向かう3人は果たして自分たちなりの家族のカタチを見つけることができるのか。
映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』予告編
©2018「かぞくいろ」製作委員会
2017年12月01日 掲載
2018年09月11日 更新[公開初日|予告編|メイン画像|公式サイト]
映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』公式サイト http://www.railwaysmovie.jp/
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