映画『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞した樋口真嗣監督が、総監督を務める最新作「ひそねたとまそたん」について「東京コミコン2017」にて発表した。コミコンのステージに登場したのは樋口真嗣監督はじめ、キャラクター原案の青木俊直、モンスターコンセプトデザインのコヤマシゲト、株式会社ボンズの南雅彦代表取締役。
新たな企画はヒロインの甘粕ひそねちゃんと、ドラゴンのまそたんの物語。このオリジナル企画「ひそねたとまそたん」は来年2018年にテレビアニメでスタートする。『交響詩篇エウレカセブン』のアニメーション制作会社ボンズに結集。大ヒット作『シン・ゴジラ』の樋口真嗣(総監督)が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里(脚本)とのコンビで練りあげたオリジナルストーリーとなる。
樋口監督は「アニメーションは非常に好きですけど、周りに優れたアニメーターが多かったのでこれまでは誰かのお手伝いが多かった。例えば青木さんやコヤマさんの絵に惚れたというのがあり、『それをどう表現したらいいか?』と、考えた時に、手書きのアニメーションが相応しいとの結論にたどり着きました」と語り、それと同時に「脚本の岡田麿里さんとは、別の企画で動いていて、それが流れた時にこれきりというのは?といった(名残惜しむ)気持ちをお互いにもったところで、この企画は岡田さんとであれば出来る!と思いました」と話す。
さらには、「映画『シン・ゴジラ』で突き詰めたので、この先は縮小再生産になると思った。そこで『何がやりたいか?』と自身に問うた時、無理を言って事前に声を録るプレスコで手書きアニメーションに行き着きました。これまでとは質感の異なるものになると思います! よろしくお願いします」と約30分のイベントを締めくくった。
「東京コミコン2017」こと「東京コミックコンベンション」は世界最大級のポップカルチャーイベント。日本では昨年の第1回に続き、幕張メッセにて開催された。
アニメ「ひそねとまそたん」あらすじ
「私は、君とソラを飛ぶ。」甘粕ひそねは、航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人だ。素直すぎて無意識で他人を傷つけるのに疲れ、任期限定の自衛官を選んだのだ。だが、運命の出逢いが彼女の人生を根底から変える。基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴンがひそねを選び、大空高く舞いあがったのだ。こうして「OTF(変態飛翔生体)」であるドラゴンに乗り込む飛行要員が、ひそねの仕事になった。国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、はたしてどんな秘密が隠されているのだろうか……。
こちらは速報です。
アニメ「ひそねとまそたん」(ワーナー ブラザース ジャパン )は2018年テレビ放送決定!→
2018年4月12日[木]24:00からTOKYO MXほかにて放送開始
原作:BONES・樋口真嗣・岡田麿里
総監督:樋口真嗣
監督:小林寛
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクター原案:青木俊直
キャラクターデザイン:伊藤嘉之
メインメカニックデザイン:河森正治
モンスターコンセプトデザイン:コヤマシゲト
コンセプトデザイン:okama
軍事考証:小柳啓伍
美術デザイン:平澤晃弘
美術監督:金子雄司
色彩設計:小針裕子
撮影監督:佐々木康太
3DCG 監督:安東容太
編集:奥田浩史
音楽:岩崎太整
音響監督:山田陽
音響効果:野口透
アニメーション制作:ボンズ
煽りますねえ。なんかこういう煽られ方をすると、それに応えなきゃってつい鼻息荒くなりがちで、鼻息荒いとつい言わなくて良いこと言っちゃいそうになるんで、細心の注意を払いながら言わせていただきますが、今一番一緒に仕事をしたいと思ってた人たちと一緒に作ってます。私なんぞよりも、その最高なメンバーの最高な組み合わせを早く教えたいです。自分的に超ドリームです。では数日後に。
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