マーク・ハミル来日!「最後のジェダイは衝撃のスター・ウォーズ!」
来日中の俳優マーク・ハミルが12月7日、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の記者会見に共演のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、キャスリン・ケネディープロデューサーとともに出席した。マーク・ハミルは日本語で「衝撃のスター・ウォーズ!」だとアピールした。
世界的な人気エンタメ「スター・ウォーズ」シリーズの最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の海外会見は日本からスタートした。いよいよ公開が迫り世界中から期待が高まる中、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディが来日記者会見に登場。いまだ謎のベールに包まれている本作について、ネタバレを回避しつつ記者の質問に答えた。
史上最大の「衝撃」が待ち受けていると言われている本作。前作でフォースが覚醒したレイ、ダース・ベイダーを継ぐ決意をしたカイロ・レンに伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーがもたらすものとは何か? この日キャスト陣に「スター・ウォーズ」の世界と日本文化が融合した“衝撃”の「スター・ウォーズ」浮世絵がお披露目。マークもアダムも瞬きをとめるかのように、凝視。マークに至っては「(浮世絵映像は)個人のコレクションにしたいのであとでくださいね!」としっかりおねだり。
レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーさんの逝去についての質問に、ジョンソン監督は「本作でキャリーさんは、美しく素晴らしいお芝居をされていますので、それがキャラクターへのトリビュートになりました。(誰かを失う)喪失感は人それぞれでしょうけれど、そのロスはスクリーンの中で輝く彼女を見て埋めていただければ」と偲ぶ一幕も。また、マーク・ハミルは「キャリーとは10代からの付き合いだし、愛してやまない存在。キャリーのモットーは、ジョイ、ハッピー、スマイル。本作が遺作となり、みなさんはセンチメンタルになってしまうでしょうけれど、(前述した彼女のモットーを鑑みると)そのように捉えることは望んでいないと思います」とコメント。
劇場公開1作目となる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来の来日となったマーク・ハミルだが、今回の来日では「到着して以来、ホテルの中だけです」と苦笑い。それでいて、個人的な「最大の衝撃は、またスター・ウォーズに配役されたこと。実はジェダイになると年金プランがあるんですよ!」とジョークを交えて語り、場を盛り上げた。旧三部作についても「ジョージ・ルーカス監督は撮影当時に『高額のインディ映画だ』と言っていた。テクノロジーの進化により可能となったことがある反面、アナログの良さも認識した。驚いたのは、映画づくりのスケールの大きさ。仕事が武器、衣装、クリーチャーなどと細分化されていました」と明かしていた。ちなみにマーク・ハミルは22.5キロ減量して本作に臨んでいる。
そして、ダース・ベイダーの意志を継ぐ決意をしたカイロ・レンを演じるのがアダム・ドライバー。カイロ・レンは前作で父ハン・ソロ(ハリソン・フォード)を手にかけ、本作の予告編では母レイア(キャリー・フィッシャー)までをも殺そうとする姿が映され、ライトサイドの誘惑を断ち切ろうとしている姿が描かれていた。アダムは内容には言及できないことから「カイロ・レンのマスクには愛憎関係があるんだ。『スター・ウォーズ』の象徴ということだけでなく、マスクを被るには理由があるよ」と誠意をみせてくれた。
なお、ライアン・ジョンソン監督は「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場人物は引き継いでいます。考えつく限り、出来る限りの難題を彼らに投げつけた章であると言えます」と述べている。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ウォルト・ディズニー・ジャパン配給)は2017年12月15日[金]より全国公開
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』公式サイト
スター・ウォーズ/最後のジェダイ(原題 Star Wars: The Last Jedi ) – 映画予告編
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