第７５回ゴールデングローブ賞2018候補発表！最多は『シェイプ・オブ・ウォーター』

第７５回ゴールデングローブ賞の候補が１２月１１日（現地時間）に発表された。主催はHFPAと略されるHollywood Foreign Press Associationであり、本年度の候補発表を行ったのは、クリスティン・ベル、ギャレット・ヘドランド、アルフレ・ウッダード、シャロン・ストーンの４名。

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』（ギレルモ・デル・トロ監督・脚本） — 『シェイプ・オブ・ウォーター』 ©2017 Twentieth Century Fox

作品賞、監督賞を含む最多７部門ノミネートは、ベネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』。スティーヴン・スピルバーグ監督×メリル・ストリープとトム・ハンクスの共演作『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』も作品賞、監督賞、主演女優賞など６部門。同じくマーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』は作品賞、監督賞、主演女優賞（フランシス・マクドーマンド）、助演男優賞（サム・ロックウェル）、脚本賞、音楽賞と６部門。

第７５回ゴールデングローブ賞授賞式は2018年1月7日（現地時間）に米国ロサンゼルスのザ・ビバリー・ヒルトン (The Beverly Hilton)にて開催する。司会はセス・マイヤーズ。

作品賞（ドラマ）

『君の名前で僕を呼んで』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
『ダンケルク』
『スリー・ビルボード』

作品賞（コメディー／ミュージカル）

『The Disaster Artist』（原題）
『ゲット・アウト』
『グレイテスト・ショーマン』
『アイ、トーニャ』（邦題未定）
『レディ・バード』

監督賞

ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』
マーティン・マクドノー『スリー・ビルボード』
クリストファー・ノーラン『ダンケルク』
リドリー・スコット『All the Money in the World』（邦題未定）
スティーヴン・スピルバーグ『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』

男優賞（ドラマ）

ティモシー・シャラメ『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・デイ＝ルイス『ファントム・スレッド』
トム・ハンクス『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』
デンゼル・ワシントン『Roman J. Israel, Esq』

男優賞（コメディー／ミュージカル）

スティーヴ・カレル『Battle of the Sexes』
アンセル・エルゴート『ベイビー・ドライバー』
ジェームズ・フランコ『The Disaster Artist』
ヒュー・ジャックマン『グレイテスト・ショーマン』
ダニエル・カルーヤ『ゲット・アウト』

女優賞（ドラマ）

ジェシカ・チャステイン『Molly’s Game』（邦題未定）
サリー・ホーキンス『シェイプ・オブ・ウォーター』
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
メリル・ストリープ『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
ミシェル・ウィリアムズ『All the Money in the World』

女優賞（コメディー／ミュージカル）

ジュディ・デンチ『Victoria＆Abdul』
ヘレン・ミレン『ロング, ロングバケーション』
マーゴット・ロビー『アイ、トーニャ』
シアーシャ・ローナン『レディ・バード』
エマ・ストーン『Battle of the Sexes』

助演男優賞

ウィレム・デフォー『The Florida Project』
アーミー・ハマー『君の名前で僕を呼んで』
リチャード・ジェンキンズ『シェイプ・オブ・ウォーター』
クリストファー・プラマー『All the Money in the World』
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

助演女優賞

メアリー・J・ブライジ『マッドバウンド哀しき友情』
ホン・チャウ『ダウンサイズ』
アリソン・ジャネイ『アイ、トーニャ』
ローリー・メトカーフ『レディ・バード』
オクタヴィア・スペンサー『シェイプ・オブ・ウォーター』

外国語映画賞

『ナチュラルウーマン』チリ
『最初に父が殺された』カンボジア
『女は二度決断する』ドイツ・フランス
『ラブレス』ロシア
『The Square』スウェーデン・ドイツ・フランス

アニメーション作品賞

『ボス・ベイビー』
『The Breadwinner』
『リメンバー・ミー』
『Ferdinand』
『ゴッホ最期の手紙』

脚本賞

『レディ・バード』
『Molly’s Game』（邦題未定）
『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スリー・ビルボード』