フィギュアスケート史上、最もスキャンダラスな人物トーニャ・ハーディングの激しい半生が、ブラックユーモアを交えながら描かれる伝記映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(原題 I,TONYA )。アメリカ人初のトリプルアクセル、オリンピック代表、そして、ライバル襲撃事件からの転落。トーニャの波乱万丈な半生を描いた物語となっている。
本作は、トーニャ・ハーディングのスケートシーンのみならずその話し方や立ち振る舞いまで完全にコピーした主演のマーゴット・ロビーの熱演、強烈な個性を持つトーニャの毒母ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイをはじめとする役者たちの力強い演技、そしてトーニャの激しく波乱に満ちた生き様がブラックユーモアを交えながら描かれていることが話題となり賞レースをでは多数のノミネートと受賞を獲得。
第75回ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞!
アリソン・ジャネイはドラマ部門で5度ノミネートされているが映画部門では初ノミネート初受賞。授賞式は、一連のセクシャルハラスメントへのプロテストとして黒を基調としたドレスで集ったが、アリソンも黒いドレスで登場。コメディ・ミージカル部門のノミネート作品紹介では映画本編での彼女と同様にインコの人形を肩に乗せるというユーモアを見せた。なお、アリオソンの受賞スピーチを聞いたトーニャが涙ぐむ姿も見られた。
アリソン・ジャネイ受賞スピーチ
「素晴らしい脚本家スティーブン・ロジャースのおかげでここに立っています。とてもユニークな母親のキャラクターを演じることができました。信じられないほどの勇気と怖いものなしの精神でこの作品に臨んだマーゴット、40日間でこの作品を撮った天才的で、ユーモアのセンスが素晴らしい監督、関わったすべてのみんな、ありがとう、みんなを愛しています。そしてトーニャ・ハーディング本人も今夜ここに来ています。彼女がこの物語を我々にシェアしてくれたことに感謝しています」
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』あらすじ・データ
貧しい家庭にて、幼いころから厳しく育てられたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)。その才能と努力でアメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、92年アルベールビル、94年リレハンメルと二度のオリンピック代表選手となった。しかし、彼女の夫であったジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の友人がトーニャのライバルであるナンシー・ケリガンを襲撃したことで、彼女のスケート人生の転落が始まる。一度は栄光を掴みアメリカ中から愛され、そしてフィギュア界から追放され、プロボクサーへ転身した。
監督 クレイグ・ギレスビー 脚本 スティーブン・ロジャース クレイグ・ギレスビー 編集 タチアナ・S・リーゲル |出演 マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャネイ、マッケナ・グレイスほか
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(ショウゲート配給)は2018年5月4日[金・祝]よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』特報
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2018年01月13日 掲載
2018年01月22日 更新[邦題「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」]
2018年02月13日 更新[公開初日|特報映像]
映画『アイ、トーニャ』公式サイトhttp://tonya-movie.jp
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