俳優の小栗旬と福田雄一監督が映画『銀魂』ブルーレイ&DVDリリースを記念しトークイベントを実施。プレミアム・エディションに収録されたコメンタリーなど映像特典に関するトークを繰り広げたほか、最後に『銀魂パート2』(仮)の製作決定と2018年夏休み公開をサプライズで発表した。
映画『銀魂』は最終興行収入38,4億円の大ヒットを記録し、2017年の邦画実写映画ナンバー1※となった。待望のリリースとなるブルーレイ&DVDは予約の7割から8割を占めているプレミアム・エディションには2人によるコメンタリーが収録されている。
そのトークに「“ピー”(=NG ワード)が多い」という事を指摘されると、「ここは消されるだろうと思ったくだりは覚えている」(福田)「リラックスしすぎてしまった(笑)」(小栗)と収録を振り返った 2 人。口は隠されていないので、何と言っているのか妄想できるのもビジュアルコメンタリーの醍醐味という話になり、客席は大いに盛り上がった。
その他にも、コメンタリーでは銀時の髪型が、地毛の時とかつらの時のシーンがある事も明かされており、それについて聞かれた福田監督は「シーンによって10段階ほど髪の量が違う」と語った。自ら普段は「コメンタリーの名手」と語る福田監督だが、「『銀魂』のコメンタリー収録では本編が面白く、2人でただ見入ってしまうシーンが多くなった」という。小栗は「収録後に自宅でもDVDで観返してしまった」と告白した。
さらに NG 集の話になると、中村勘九郎の全裸を前に、柳楽優弥が何度も笑って NG を出してしまうシーンについて、中村を全裸にする事については監督の福田も「躊躇した」そうだが、中村自らが監督に詰め寄って「監督、銀魂ですよ。出さなくてどうするんですか!」というエピソードも披露された。
また、何日もかけて撮影されたというアクションシーンについて話が及ぶと、「普通のチャンバラシーンにしたくなかった」という福田監督に、小栗が韓国のアクション監督のチャン監督を紹介したという経緯が明かされた。それにより「日本のチャンバラシーンにはない、“物を使ったアクション”になっている」と笑いだけではない福田監督のこだわりも垣間見えた。
なお、待望の続編について福田監督は「銀時(小栗演じる主人公)がムロツヨシになっているかも」と冗談を飛ばしつつ「満足ができる脚本ができた」と自信を覗かせた。小栗は「銀髪にしたくないんですよね~」と本音を漏らす一方、「みなさんに楽しんでもらえる物を作りたいと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします」と抱負を語り、観客からの大きな拍手につつまれながら会場を後にした。
ブルーレイ ¥4,990+税 DVD ¥3,990+税
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』2018年8月17日より全国公開
銀魂(小栗旬主演×福田雄一監督・脚本) – 映画予告編・作品情報
映画『銀魂』(発売・販売元 ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)をAmazonで購入する
[amazonjs asin=”B075K63S6H” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”銀魂 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(2枚組) Blu-ray”]