女優の朝倉あきが主演する映画『四月の永い夢』(英題 SUMMER BLOOMS )の日本公開が決まり、同作の予告編が届いた。物語のロケ地となった国立、立川、富山県朝日町等の日本の美しい風景も紹介されている。
本作は27歳の滝本初海が3年前に亡くなった恋人からの手紙をきっかけに人生が再び動き出すさまを描く。昨年のモスクワ国際映画祭において国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰のダブル受賞を果たし、台北映画祭にも正式出品された。
ヒロインの初海役を務めるのはスタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』でかぐや姫の声に抜擢され、大河ドラマ「おんな城主直虎」に出演した、朝倉あき。初海に恋する誠実な青年・志熊役に、映画・テレビと大活躍の三浦貴大。ほかに演劇団体「マームとジプシー」で活躍する川崎ゆり子や青柳文子、高橋由美子、森次晃嗣、志賀廣太郎、高橋惠子らが出演している。
メガホンをとったのは、新鋭監督の中川龍太郎。17歳で詩人デビューを果たし、その後独学で映画を学ぶ。前作『走れ、絶望に追いつかれない速さで』は世界各国で評価を受けた。
映画『四月の永い夢』(ギャガ・プラス 配給)は2018年5月12日[土]より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
映画『四月の永い夢』あらすじ
3年前に恋人を亡くした27歳の滝本初海。音楽教師を辞め穏やかに暮らす。ところがそんな日常は、亡くなった彼からの手紙をきっかけに動き出す。元教え子との遭遇、染物工場で働く青年からの思いがけない告白。そして心の奥の小さな秘密。(2018年/日本映画/カラー/93分)
映画『四月の永い夢』予告編
©WIT STUDIO / Tokyo New Cinema
映画『四月の永い夢』公式サイト
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