来日中のリー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督が出席した、アカデミー賞長編アニメーション映画賞の最有力候補作『リメンバー・ミー』会見に、日本語吹替え版をつとめる石橋陽彩、藤木直人、松雪泰子が来場。両監督へのサプライズとして、主題歌「リメンバー・ミー」を陽彩(ひいろ)くんが生歌唱した。アンクリッチ監督は「簡単そうに思えるけど、とても難しい楽曲なんです。ハグしてもいい?」と述べてから歩み寄り、感動と感謝を示した。
■主題歌「リメンバー・ミー」を石橋陽彩が生歌唱&藤木直人が生演奏&コーラス!
「こんなに大勢のお客さんの前だからすごく緊張したんですが、いま終わって、緊張がほぐれました。憧れの藤木さんといっしょに演奏できて、すごくうれしく思っています」と陽彩くん。劇中では主人公の少年ミゲルの声を担当している。
藤木は「陽気でうさんくさいガイコツ(のへクター役)です。僕自身は暗くて真面目なので、その要素を出すのが難しかったです」と役柄を語り、演奏については「とても緊張しました。(演奏する)指先がプルプルしてましたから。この5年間で一番緊張したんじゃないか」等と謙遜する。実は、緊張気味の陽彩くんを慮って、歌唱前には彼の背中をポンポン、歌唱後は彼の背後から両肩に手をかけて、労うザ・大人の余裕も。当初は「演奏だけ」とアナウンスされていたが、楽曲のサビの部分は見事なハモリを披露しサポートした。さらに「陽彩くんはアスリートのよう、金メダルものの歌声です!」と発し、会場全体がそれに同意する空気になった。
■松雪泰子、マリーゴールドの花のアコースティックギターをプレゼント
なお、松雪はミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダの声をつとめており「威厳と強さ、そしてちょっとしたユーモアをどのように出すかを考え、丁寧にやらせていただきました」と話す。そして、両監督には劇中の印象的なシーンに登場するマリーゴールドの花をあしらった特製のアコースティックギターをプレゼント。アンクリッチ監督は「松雪さん、ありがとう。そして装飾をしてくださった職人の方にもお礼を」というクリエイターならではの気遣いをみせていた。
監督の会見コメントは別記事を載せる予定です。→掲載しました。
映画『リメンバー・ミー』(ウォルト・ディズニー・ジャパン 配給)は2018年3月16日[金]より全国公開
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