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阿部寛、映画『のみとり侍』幕前口上を披露!

映画『のみとり侍』大江戸プレミア @東京国際フォーラム

俳優の阿部寛が4月2日、主演映画『のみとり侍』大江戸プレミアにて、歌舞伎のように幕前口上を披露し、拍手喝さいをあびた。同作の完成を祝したお披露目の場であり、イベントには阿部をはじめ、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊が和装姿で、それに鶴橋康夫監督も出席した。

左から鶴橋康夫監督、前田敦子、斎藤工、寺島しのぶ、阿部寛、豊川悦司、風間杜夫、大竹しのぶ、松重豊

小松重男著の歴史短編集「蚤とり侍」の映画化。長岡藩士・小林寛之進は、主君の逆鱗に触れ「猫の蚤とりになって無様に暮らせ!」と命をうける。それは表向きは家庭で飼われる猫の蚤を取る商売だが、実は女性に奉仕する職。

口上を述べる阿部に対して、掛け声が飛ぶ

口上を述べる阿部に対して、大向こう(掛け声)が飛ぶのも歌舞伎さながら。阿部は口上で、本作が映倫より「R15+指定(=15歳未満は見ちゃダメ)」を受けた理由として、「女性に愛をお届けする添い寝業にございます。既にお察しのとおり、あっちの仕事にございます」との解説通り、阿部が寛之進を「誠心誠意」演じている。鶴橋組への参加は阿部の願いではあったが、この役には戸惑いもあった様子。けれども「この作品に参加し今ここに並んでいる方々と共演でき、小林寛之進という役を通して、人の温かさを感じることができました」としみじみ。

新たな才能に期待を寄せる鶴橋監督

そして、この「愛をお届けする内容」にちなんで、俳優は女性をもてなし喜ばせる方法を語った。斎藤は「相手の好きなところ100個を書にしたためて部屋に貼ること」という空想を上げるが、豊川は「逆らわない、前に出過ぎない、場合によっては目を合わせない」という実体験を上げた。

さらに寺島と大竹に「鍛えられました」とニヤリ。阿部は「僕も大竹さんと目を合わせない、話さないを実行した」と振り返った。そんな暴露話について、大竹と寺島は「私たちのことが好きなんだと思います」と大人の対応。

鶴橋監督は、「あっちゃん(=前田)の大ファン! スタッフが撮影の準備をしている間、ふたりきりでした」とニッコニコ。そして「僕は(人の縁と運が)ついています! あっちゃんと(斎藤)工さんに、これからの舞台、映画、テレビを引き継いでもらいます!」と期待を寄せる。また、ベテラン陣の登壇者には「僕の大好きな人たち」として一人ひとりに心のこもった思いを語り掛けた。特に寺島と豊川には「この人たちがいなければ僕は映画を撮れなかったと思う」と最高の賛辞を送った。

阿部の口上の最後から「私ども鶴橋一門を末永く、ご贔屓、ご後援を賜りますよう隅から隅までずずずいーっと乞い願いあげたてまつりまする」

映画『のみとり侍』(東宝配給)は2018年5月18日より全国公開

こちらは速報です。追って更新・写真を追加します → 更新しました

映画『のみとり侍』公式サイト http://nomitori.jp
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