水谷豊「プーシキン美術館展で感動の旅を味わって」

俳優の水谷豊が４月１３日、東京都美術館（東京・上野公園）にて開催する「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」のプレス内覧会に特別ゲストとして出席し「感動の旅を味わってください」と同展をアピール。水谷さんは同展のスペシャルサポーターを務めており、初公開となるクロード・モネの「草上の昼食」なども鑑賞し見どころ等を述べた。

水谷さんは「展覧会のテーマが風景画ということで、最初から最後まで旅をしているかのような気持ちになり、ひきこまれました」と感想を話す。そして、この度初公開となるクロード・モネ作の絵画「草上の昼食」について、「これまで写真で見てきましたが、本物は全然、すごいですよね。また今回、学芸員の方から直接お話を伺うこともでき、絵の見方も変わりました」と語り、モネが２６歳の時に描いたということを知ると「モネの青春時代の作品で才能を感じます」としみじみ。

本展お気に入りの作品は、アンリ・ルソー作の絵画「馬を襲うジャガー」を挙げ、「ルソーはパリにいて、ジャングルなど実風景を見ないでこの作品を描いた」ことを前置きしつつ「（俳優という職業は）想像することが仕事ですが、作家のイマジネーションは豊かで驚きました」と驚嘆していた。

水谷さんによる音声ガイドの案内作品は、前述したモネの「草上の昼食」、ルソー「馬を襲うジャガー」など２０点。当時のロシアなどコラム解説を担当したのは公式サポーター・上坂すみれさん。公式サイトでは、お二人の収録風景をとらえた動画を公開中。

【関連リンク】

「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」公式サイト http://pushkin2018.jp