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常盤貴子、フランス映画祭「絵画を観る感覚で楽しんで!」

女優の常盤貴子が4月23日、フランス大使館大使公邸にて実施された「フランス映画祭2018」会見に来場。同映画祭のフェスティバル・ミューズをつとめる。常盤は会見の冒頭でフランス語の挨拶を披露した。

常盤貴子「(難解と思われがちな)フランス映画は絵画を観る感覚で楽しんで!」

会見には、ローラン・ピック駐日フランス大使をはじめ、林文子 横浜市長、川口均氏(日産自動車 専務執行役員 チーフサステナビリティオフィサー)、そしてユニフランスのイサベル・ジョルダーノ代表も出席。同映画祭の第1回は横浜で開催されており、13年ぶりの横浜開催となる。

常盤貴子「フランス映画祭は絵画を観る感覚で楽しんで!」

常盤は「先月も南フランスのアヴィニョンとアルルなどに行きました」とプライベートでもフランスには親しみを抱いているという。そして、「フランス語に限らず語学を勉強すると、その国のことをより理解できると言われていますが、私もその通りでした。よりフランス人の素敵なところを見つけられましたし、謎だな〜と思うことも少し紐が解けた気がしました(笑)。それは、映画についても同じで、日本では映画というと“エンターテインメント=娯楽”のイメージが強いですが、フランスでは“アート”として捉えられているそうです」と話す。

左から川口均氏、イサベル・ジョルダーノ代表、常盤貴子、林文子市長、ローラン・ピック大使

映画祭の楽しみ方として、常盤は「フランス映画というと難しいなと悩んでしまう方も多いかと思いますが、アートのように何枚もの絵画を観るような感覚で、映画を観て頂ければと思います!」とアピールした。

オープニング作品は映画『セラヴィ!』(原題 Le Sens de la Fête /英題 C’EST LA VI! )。これは映画『最強のふたり』で知られるエリック・トレダノ監督、オリヴィエ・ナカシュ監督の最新作。主人公のウェディングプランナーの目を通して、パリの結婚式での一日が描かれていく。愛と感動と失敗と笑いがいっぱいつまった作品。両監督の来日も予定されている。

映画『セラヴィ!』より
©2017 – QUAD + TEN – TEN FILMS – GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – PANACHE PRODUCTIONS – LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE

フランス映画祭2018ラインナップ

この日の記者会見で明らかになった上映作品は以下。

オープニング作品
エリック・トレダノ監督、オリヴィエ・ナカシュ監督『セラヴィ!』

アニエス・ヴァルダ監督『顔たち、ところどころ』
アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督『子どもが教えてくれたこと』
フランソワ・オゾン監督『2重螺旋の恋人/L’amant Double (原題)』
アルベール・デュポンテル監督『Au Revoir Là-haut (原題)』
ミシェル・アザナヴィシウス監督『Le Redoutable (原題)』
エマニュエル・フィンケル監督『La Douleur(原題)』
コラリー・ファルジャ監督『REVENGE リベンジ』
グザヴィエ・ルグラン監督『Jusqu‘à la Garde(原題)』
バンジャマン・レネール監督とパトリック・インバート監督『とてもいじわるなキツネと仲間たち』
アンヌ・フォンテーヌ監督『マーヴィン、あるいは素晴らしい教育』
ユベール・シャルエル監督『ブラッディ・ミルク』

フランス映画祭2018(ユニフランス主催)は2018年6月21日[木]~24日[日]の4日間、みなとみらい地区(横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらい)を中心に開催

映画『セラヴィ!』(パルコ配給)は2018年7月6日[金]より渋谷・シネクイントほか全国公開
映画『顔たち、ところどころ』(アップリンク配給)は2018年9月シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
映画『子どもが教えてくれたこと』(ドマ配給)は2018年7月14日[土]よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

#筆者はフランス映画祭第1回の際に、横浜の会場を訪れており、フランス映画祭=横浜というイメージ。

「フランス映画祭2018」公式サイトhttp://unifrance.jp/festival/2018/
常盤貴子、フランス映画祭2018ミューズに決定!
仏発の人生賛歌『セラヴィ!』17世紀の城で結婚式!
映画『2重螺旋の恋人』フランソワ・オゾン監督の心理サスペンス
子どもが教えてくれたこと(原題 Et Les Mistrals Gagnants ) – 映画予告編

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