俳優の山田孝之が、長澤まさみとW主演する映画『50回目のファーストキス』オファーについて「ご褒美だと思った」として、長澤との共演に「断る理由はありません」と答えたことが明らかになった。4月30日に都内のホールにて行われた同作の完成披露試写会には山田をはじめ長澤まさみ、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗、福田雄一監督が揃った。
本作の出演オファーについて、福田監督は「山田くんにメールで『こういう企画はどうですか?』と送ったら、彼からの返信は『断る理由がありません』ときまして」と明かす。すると山田は「俳優を18年くらいやっていて、やっとご褒美がきたなと思いました。…冗談です!」という記者向けのリップサービスを発してから、さらに「福田組×ハワイ×長澤まさみ。オファーを断る理由を探しましたけど出てこなかったです!」と場を盛り上げた。
それから真顔で「昔はよくラブストーリーをやっていまして、しばらく他のことをやってみたくて福田監督と「勇者ヨシヒコ」をやって。4年ぐらい前にラブストーリーやりたいなと思っていたんです」と振り返った。ここは佐藤から「先に『ご褒美』と聞いているからさ」と、ツッコミが入り、苦笑い。思わず「好きにして、ご褒美と書いていいよ!」と言い放った。
平井堅、サプライズ登場!映画『50回目のファーストキス』が大好きです!
また、主題歌「トドカナイカラ」を書き下ろした歌手の平井堅が急きょ来場! 最初は遠隔地からの生中継と思わせてからの当人がステージに現れる!という演出により、サプライズ感が増し観客のみならず登壇者も驚きの表情を見せていた。
平井は「脚本を読み、ラフを観て、書いた曲です。(映画の)ストーリーが美しいので(どのような楽曲にするのか)本当に悩みました。(山田と長澤演じる)2人の関係性は好きな人が好きでいてくれることが続くこと、それは奇跡だという話であり、「幸せと背中合わせの壊れやすいもの」をイメージして書いた歌詞です」と語った。
山田は「平井堅さんに(主題歌を)書いてもらえるチャンスは人生で一度しかないとしたら、この福田組で使ってしまったら『一回損した気分』。もっとちゃんとしたもので書いてもらいたい」のだと心情を吐露。これには平井が「毎回書きます!」と返答すると、山田は恐縮しつつも笑顔を見せていた。
そして、長澤は「(平井さんは)こういう作品がお好きなのでは?と思いました」と、楽曲に込められた思いを感じ取り発言することで、平井から「オリジナル版のハリウッド映画『50回目のファースト・キス』は好きですし、(本作の)主題歌オファーに運命的なものを感じました。(日本版も)大好きです!」と言わしめた。
締めの挨拶では、長澤が「笑って泣けて感動するラブストーリーができました。世代を問わず楽しんでもらえる作品になりましたので、二回三回と観ていただけたらうれしいです」とアピールすれば、福田監督も「ちゃんと笑えて、ちゃんと泣ける物語。(出来栄えに)ちょっと自信あります!」と続いた。
なお、この日出席の叶わなかったムロツヨシはVTRで「生意気にもそちらに行けなくて申し訳ありません。みなさん、元気ですか? 福田雄一がラブストーリーをつくりました。さすがの山田! さすがのまさみ! でございます。ぜひぜひ観てください」と挨拶するのみならず、司会者の問いかけに応えて今作の福田組について述べ、さらに締めの挨拶にもVTRで対応するという3パターンで登場し印象を残した。
本作は同名ハリウッド映画の日本版。ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(山田孝之)はある日、カフェで藤島瑠衣(長澤まさみ)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、翌日同じカフェで会うも彼女は大輔の事をまるで覚えていない様子。実は、彼女の記憶は1日限りで消えてしまう記憶障害を負っていたのだ。そんな2人の恋模様を軸にした日々が描かれていく。
平井堅「トドカナイカラ」(Ariola Japan レーベル)は2018年5月30日より発売 ※5月9日から先行配信
映画『50回目のファーストキス』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 配給)は2018年6月1日[金]より全国公開
こちらは速報です。追って更新します。→ 更新しました。
映画『50回目のファーストキス』公式サイト http://www.50kiss.jp/
山田孝之×長澤まさみ ハワイ舞台の恋愛映画『50回目のファーストキス』製作へ
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