女優の小松菜奈と俳優の大泉洋が5月17日、映画『恋は雨上がりのように』年の差さん限定試写会に来場しイエス・ノー問題に答えながら“年の差あるある”を語った。ふたりは劇中で17歳と45歳、28歳差の設定だが、小松と大泉の実際の年齢差は23歳。小松はイベント冒頭で「(大泉とは)良い意味で一度も(年の差を)感じたことはありません」と断言したが……。
本作は、映画『帝一の國』『世界から猫が消えたなら』の永井聡監督が、眉月じゅん著の人気恋愛漫画を実写化。女子高生・橘あきらが、アルバイト先のファミレス「ガーデン」の店長・近藤正己に抱く、片想いを描く。
イエスorノーのお題は「相手を幼いなと思ったことは?」に対し、小松は「ノー」、大泉は「イエス」。その理由は「(小松が)意味なく走るところ」と語り、撮影で海辺を訪れた際に、海を前にして小松が砂浜を走り出したのだと説明。
続いて「体力の差を感じるか?」のお題に双方が「イエス」。小松は「大泉さんは『疲れた』とか言葉に出しては言わないですけど、ボヤくじゃないですか。あと……顔に疲れが(にじみでている)」と話し、会場からなごやかな笑いが起きる。
ここまでは良かったが、次のお題で空気が変わることに。「話が分からなくて、分かったふりをしたことがある」に対して、小松が「イエス」と回答。大泉は即座に「ショック!いったいどこで?」と問うや、「楽しそうに話されている昔のテレビ番組の話とか。そういう番組があって面白かったんだろうなぁと思って楽しく聞いていた」と初めて大泉に明かす。
そこからは大泉の拗ねたボヤきが止まらず、会場は大笑い。小松に対して「最初に「歳の差を感じない」と言ったのに!」と穏やかな口調で詰め寄る風を装い、小松がいくらフォローをしても、大泉は「もう手遅れです!年の差を感じないと言ってもらえたので。浮かれていた自分が恥ずかしい」と意気消沈。観客に笑顔をもたらすのだった。
そして、会場の年の差さんのエピソードを伺うことに。まずは49歳と29歳のご夫婦のなれそめや年の差エピソードなどが語られる。そして、37歳と25歳の友人という男女。
奇しくも、どちらの男性も大泉と同じ北海道出身であり、大泉ファンであることが判明!大泉は「一目見て北海道(出身)だとわかりましたよ!」と男性たちに語りかけ、その相手を思いやるやりとりで会場を魅了し、かつ笑いの絶えないイベントとなった。
小松は、このイベントを振り返り「心がほっこりしました。お互いをおもいやる気持ちが素敵ですし、改めて年の差の魅力を感じました」と語り、映画も「いろいろな年齢の方々に観てもらえれば」とアピールした。
映画『恋は雨上がりのように』(東宝 配給)は2018年5月25日[金]より全国公開
映画『恋は雨上がりのように』公式サイト
大泉洋『恋雨』小松菜奈×磯村優斗らに俳優の心得伝授?!
眉月じゅん著「恋は雨上がりのように」Kindle版(小学館)をAmazonで購入する
“恋雨”大泉洋「小松菜奈の告白にキュンとした」