ヒロイン役の柴咲コウとネコ

柴咲コウ「猫大好き!」3年ぶりの映画『ねことじいちゃん』を語る

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女優の柴咲コウが、ヒロインの美智子役として、世界的に有名な動物写真家である岩合光昭が初の映画監督を務める映画『ねことじいちゃん』に出演していることがわかった。柴咲にとって3年ぶりの映画出演となり、「なにせ猫が大好きなので、猫と楽しく毎日を過ごすように撮影ができたら最高」などとコメントした。愛知県知多半島に浮かぶ佐久島を中心に撮影が行われ、4月10日に撮了しており、来年の早春公開を予定。

ヒロイン役の柴咲コウとネコ
ヒロイン役の柴咲コウとネコ
©2018「ねことじいちゃん」製作委員会 
撮影:Machi Iwago

本作は、日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った世界的に有名な動物写真家・岩合光昭が映画監督に初挑戦! また、落語家の立川志の輔が映画初主演作となる。

柴咲は「岩合さんが初監督、志の輔さんが初主演。“初めて”に出会えるのは一度きりしかないので、二つもある“初めて“を、現場を共にして体感したいと思い、ご一緒させていただきました」と出演オファーを振り返る。

原作は、ねこまき(ミューズワーク)著の猫漫画。ばあさんに先立たれ、 猫のタマと二人暮らしの大吉じいちゃん。 ひとりと一匹が繰り広げる島の生活は、 四季折々の彩りと共にのんびりと、 そしてほのぼのと過ぎていく様を描いており、猫好きの心を掴み発売後即重版が決定した。現在Webサイト「コミックエッセイ劇場」にて連載中。

柴咲コウと岩合光昭 監督
柴咲コウと岩合光昭 監督
©2018「ねことじいちゃん」製作委員会 
撮影:Machi Iwago

柴咲が演じるのは、都会から島へ移住しカフェを開く美智子というちょっと謎めいた女性。岩合監督は「初監督の私を、素晴らしい演技力で助けてくれましたし、本当に心から猫を愛している方なので、猫との撮影でも助けられました。タマはもちろん他の猫たちも、本番でちゃんと柴咲さんの方へ近寄っていくんですから。猫にも柴咲さんの気持ちが伝わっている。まさにこの映画の光となってくれている存在でした」と感謝を述べている。

主演の立川も「現場に凛と立っていらして、一言一言、言葉がすっと心に入ってくる芝居をされる。やっぱり役者さんはすごいなと改めて思いました。そして主役のタマだけじゃなく、出演している全ての猫たちを本当に可愛がっていらして。その気持ちは猫も分かるんですね。休憩中に私の膝の上に座っていたタマが、柴咲さんが来た途端に、彼女の方へ行こうとするんです。オスですし、やっぱりきれいな女性が好きなんでしょうね。タマを少し憎く思った瞬間でした」と大絶賛する。

柴咲コウさん(ヒロインの美智子役)

岩合さんが初監督、志の輔さんが初主演。“初めて”に出会えるのは一度きりしかないので、二つもある“初めて“を、現場を共にして体感したいと思い、ご一緒させていただきました。あとはなにせ猫が大好きなので、猫と楽しく毎日を過ごすように撮影ができたら最高だなと思って。実際その願いの通りになり、とても楽しい撮影でした。もちろんたくさん猫が出てくる映画ですが、猫と島の人たちの暮らしを通して、どうしたら朗らかな気持ちで生きていくことができるか、本当に豊かなこととは何か、これからの年の取り方を前向きに考えさせてくれるメッセージが随所散りばめられている作品になるのではないかと思います。

映画『ねことじいちゃん』(クロックワークス配給)は2019年早春 → 2019年2月22日[金]より全国公開
©2018「ねことじいちゃん」製作委員会 
撮影:Machi Iwago

映画『ねことじいちゃん』あらすじ

日本のとある小さな島で暮らす大吉70歳。2年前に妻よしえを失くし、飼い猫のタマと二人暮らし。生まれ育ったこの島には、隣に住む幼馴染の巌をはじめ、たくさんの友人と猫がいて、日々は穏やかに流れている。東京に住む息子・剛は一人暮らしの父を心配しているが、大吉とタマは自由気ままにのんびり過ごす日々に不安や不満もない。しかし、親しい友人の死や、大吉自身の体の不調など、このまま続くと思っていた毎日に変化が訪れはじめる。(日本映画)

映画『ねことじいちゃん』予告編

©2018「ねことじいちゃん」製作委員会 

映画『ねことじいちゃん』公式サイトhttp://nekojii-movie.com/

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