俳優アンディ・サーキスの長編映画監督デビュー作『ブレス しあわせの呼吸』(原題 Breathe )はポリオを発症し生きる気力をなくしたロビン (アンドリュー・ガーフィールド)と在宅看病する妻ダイアナ(クレア・フォイ)が前向きに生き、人生を謳歌していく実話ベースの感動作。
第71回ロンドン映画祭でオープニングを飾った本作は、本作は『ブリジット・ジョーンズの日記』『エリザベス』などを手掛けた名プロデューサーのジョナサン・カヴェンディッシュが、自身の両親の奇跡のような実話を映画化したもの。
1950年代にアフリカでポリオに感染した父親のロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナの激動の半生と、ポジティブかつエネルギッシュに人生を謳歌したロビンと、無償の愛を注ぎ込んだ妻のダイアナ、支え続けた兄弟や友人たちとの絆を描く。
ロビンは、首から下が全身マヒになり、人工呼吸器なしでは自力で息をすることができず、余命数ヶ月を宣告された。だが、思い出の中の両親は、笑顔とユーモアを絶やさず、外の世界へと飛び出していった。なぜ、彼は「世界一幸せ」だと胸を張れたのか? 。
映画『ブレス しあわせの呼吸』(KADOKAWA 配給)は2018年9月7日[金]より角川シネマ有楽町ほか全国公開
映画『ブレス しあわせの呼吸』あらすじ
運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。ところが、出張先のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。病院を出たいと望むロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく。(2017年/イギリス映画/英語/カラー/5.1ch/スコープ/118分 字幕翻訳 松浦美奈)
監督 アンディ・サーキス 脚本 ウイリアム・ニコルソン プロデューサー:ジョナサン・カヴェンディッシュ|出演 アンドリュー・ガーフィールド、クレア・フォイ、トム・ホランダー、ヒュー・ボネヴィル
映画『ブレス しあわせの呼吸』予告編
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映画『ブレス しあわせの呼吸』公式サイト http://breath-movie.jp