俳優・オダギリジョーが自身のオリジナル脚本に基づく映画を監督することが決定した。この年夏より撮影を開始する新作(題名未定)が本格的に商業公開される初の長編劇映画となり、国際的なスタッフが参加する。
オダギリは2007年にドラマ「帰ってきた時効警察第8話」を、2008年に中編映画『さくらな人たち』を監督した。
本作の撮影は『ブエノスアイレス』『花様年華』などウォン・カーウァイ作品の撮影監督として知られ、香港、ハリウッドを始め世界で活躍するクリストファー・ドイル。
衣装は黒澤明監督作品『乱』で米国アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞し、近年では中国映画の大作も手がけるワダエミ。日本人監督作品への参加は大島渚監督の『御法度』以来20年ぶり。
そして音楽は、アルメニア出身の天才ジャズピアニスト兼作曲家であるティグラン・ハマシアンが担当。ハマシアンの独創的な音楽は世界中の有名ミュージシャンから絶賛されているが、今回初めて映画音楽を作曲する。
本作は7月中旬から夏パート、2019年1月に冬パートの撮影が予定されており、同2019年、キノフィルムズ配給により劇場公開される予定。
オダギリジョー監督
オダギリジョー、クリストファードイル、ワダエミ、ティグランハマシアン。うちはカタカナしか取らねぇ!そんな組だと思われそうですが、やっぱりこれだけカタカナが並ぶと何だか笑っちゃいますね。
国際的な感覚を持ちながら日本映画を大切に思ってくれるスタッフが集まってくれています。沢山の方々に助けて頂きながら鋭い光を放つ作品を作りたいと思っています。
オダギリジョー