サイトアイコン シネママニエラ

松山ケンイチ×染谷将太「イエスとブッダ役は二人で悩んだ」

俳優の松山ケンイチと染谷将太が10月18日、俳優・山田孝之が製作総指揮を執り、監督・脚本を福田雄一が務めたドラマ「聖☆おにいさん」特別上映会に出席し、奇跡の実写化プロジェクトにおけるイエス役とブッダ役にについて内心で「どうすればいいのだろう」と感じ、「二人で悩んだ」ことを明かした。同日より動画配信サービス「ピッコマTV」で独占配信がスタート。

左から松山ケンイチと染谷将太
©中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

中村光著の累計発行部数1,600部を超える大人気コミック「聖☆おにいさん」をイエス役に松山ケンイチ、ブッダ役に染谷将太を迎えて実写化した本作は、世紀末を無事に超えたイエスとブッダが、下界でバカンスを満喫しようと、日本の東京都立川の安アパートの一室で「聖」(せい)という名字で暮らすという設定で描かれる日常コメディ。

左からイエス(松山ケンイチ)とブッダ(染谷将太)
©中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

製作総指揮の山田は「スタッフと話を重ねていく中で、何度もお二人の名前が挙がって、決め手となったのはやっぱり二人の顔を思い浮かべたときに“目が悟っている”ので、この二人しかないと思いました」と配役について明かした。

オファーを受けた気持ちについて、松山は「衣装合わせの時にまずメイクをして、衣装を着たときに一番最初に思ったのは、『これどうすればいいのだろう』って思いました」と答え、染谷は「僕は特殊メイクで最初に顔全体を型取りしたんです。長い耳をつけるために。その時、僕も『これどうするのだろう』と思いましたよ」と笑顔で返答。

そして松山は役作りを語った。「ウィキペディアを読むと、すごく長いじゃないですか。だから染谷君と一度会って、この作品について話しました。染谷君はブッダという役をどのようにして捉えているんだろう?って。そしたら、染谷君も僕と同じことを考えていたみたいで、二人で悩みました。ただ、結論は『あまりそういった情報は見ないようにしよう』でした」

二人のコメントを聞いた、福田監督は「そうだよね、難しいもんね」と同意するも、「本当にベストキャスティングになりました。衣装合わせの時から成功しか見えなかった」と絶対的な自信を見せた。そもそも配役は「以前からこの2人を追いかけていたんです。松山さんに至っては、実は『L change the WorLd』に自分の息子が出演していて、その時から松山ケンイチが大好きで、追いかけていました」と、松山と共演していた福田響志が実子であると告げた。これに会場がどよめく。


左から福田雄一監督、松山ケンイチ、染谷将太、山田孝之 製作総指揮
©中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

なお、製作総指揮として山田が染谷のマネージャーに出演交渉したという。染谷も「山田さんが来るんですもん。びっくりしましたよ。その時、松山さんも出演していることは知らなかったですけど、山田さんが製作総指揮で、監督が福田さんで、原作がこういった作品でって、もう面白くなるに決まっている、と思いました」と当時の心境を語った。

イベントの最後に「聖☆おにいさん」のシリーズ化構想がサプライズ発表された。山田製作総指揮は「今作は第1紀になりまして、原作にはまだまだ面白いエピソードがありますので、第2紀については2019年以降に出せると思います!」と真面目なコメントで締めくくり、大盛況の中イベントは終了した。

一番“神に近い人”は誰か?

松山:染谷。撮影中あまり笑わないところ。楽しい現場で煩悩があったら笑ってしまうから
福田:染谷。『空海』のイメージが強い。『寄生獣』の山崎貴監督に染谷君がブッダに扮した写真を送ったら「染谷君、神々しい役ばかりやっているね」と返された。
山田:染谷。見ての通り目ですね。この徳の高さを感じさせる目は何でしょう!

ドラマ「聖☆おにいさん(全10話)」(S・D・P配給)は2018年10月18日[木]より全国劇場にて期間限定上映中
ドラマ「聖☆おにいさん(全10話)」は2018年10月18日[木]より動画配信サービス「ピッコマTV」にて配信

ドラマ「聖☆おにいさん」予告編


©中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

https://youtu.be/xZ7iPOvHxW0

左から松山ケンイチと染谷将太

ドラマ「聖☆おにいさん(全10話)」公式サイト http://st023.com/
実写『聖☆おにいさん』のイエスは松山ケンイチ!ブッダは染谷将太!

モバイルバージョンを終了