ドルフ・ラングレン×マイケル・B・ジョーダン『クリード』語る
映画『ロッキー』シリーズの偉大なるチャンピオン、アポロ・クリードの息子アドニスを演じた俳優マイケル・B・ジョーダンと、映画『ロッキー4/炎の友情』からイワン・ドラゴ役を演じている俳優のドルフ・ラングレンが、シリーズ最新作『クリード 炎の宿敵』について語った。
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©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
映画『クリード 炎の宿敵』の最大の見どころは、シリーズのレジェンドであるアポロをマットに沈めた男イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と、その息子ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)が、最強の挑戦者として名乗りを上げることだ。まさに『ロッキー4/炎の友情』を受け継ぐストーリーとなっている。
マイケル・B・ジョーダン「クリードの人生の“第二章”だ」
映画『ロッキー』シリーズの偉大なるチャンピオン、アポロ・クリードの息子アドニスを演じた『クリード チャンプを継ぐ男』で、大ブレイクしたマイケル・B・ジョーダン。映画『ブラックパンサー』ではヴィランとして存在感を示すなど、全世界から注目される、進化し続ける俳優だ。今回、主演だけではなく、盟友ライアン・クーグラーと共に制作総指揮に名を連ねるなど、並々ならぬ情熱を傾けた最新作『クリード 炎の宿敵』を語る。
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「(前作から3年を経て)最も大きな違いは、アドニスの成長と進化だ。彼は自身の家族を持ち、独自のレガシーを築いていくんだ。この映画はクリードの人生の“第二章”なんだ。チャンピオンになりつつある。父親になりつつある。一人前の男になりつつある。それはとても重要なことだし、最終的にストーリーラインがこういうものになることは分かっていたよ。アドニスの過去の重要な部分だからね。イワン・ドラゴ、そしてアドニスとアポロとの関係を扱うことで、ついにその問題に正面から向き合い、片をつけることが出来る。そこにはすごい歴史があるんだ」
ドルフ・ラングレン「コンセプトは父親たちの罪」
そして、映画『ロッキー4/炎の友情』でイワン・ドラゴ役に抜擢され、一躍脚光を浴びたドルフ・ラングレンが、映画『クリード 炎の宿敵』では33年ぶりにイワン・ドラゴを再演した。
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「(再びイワン・ドラゴ役のオファーを受けた時)少し驚いたよ。2年前くらい前に、僕はスライ(シルヴェスター・スタローン)から、『ドラゴとロッキーを再登場させるというアイデアがあるんだ』と聞いた。彼は、『父親たちの罪がコンセプトだ』といっていた。つまり、アドニス・クリードと僕の息子(ヴィクター)が戦うということだった。僕は、またあの役を演じることにそれほど意欲的じゃなかった。なぜなら、『ロッキー4/炎の友情』はとてもパワフルだったし、僕のキャラクターは80年代のままでいるべきだと思ったからだ。でも、脚本を読んだとき、ゆっくりと気持ちが変わったんだ。それはただボクシングについてだけではなく、人生や死について描いていたから。この2人が一緒にリングに入る時、まったく違う重みが生まれるんだよ。もちろん、イワン・ドラゴとロッキーがいて、彼らの対立がサイド・ストーリーとして進行していく」
「『ロッキー4/炎の友情』は、根本的にはアメリカのシステム対ソ連のシステムについて描いていた。本作はより家族についてフォーカスしているんだ。僕やロッキー、そしてアドニス、みんなを描いているんだよ。(本作のドラゴの外見は)監督のアイデアだったんだけど、衣装をだぼだぼのものにした。着ているとき、服が僕にぶら下がっているように見えるようにね。だから、僕はあまり健康そうには見えない。強いけど、健康的には見えないんだ。かつて屈辱を味わったこの男に、人間としての弱さと、負のオーラを蓄積させたんだ。彼が失ったものを取り戻すためには何でもやって、復讐しようとする男にするためにね」
映画『クリード 炎の宿敵』(ワーナー・ブラザース映画 配給)は2019年1月11日[金]より全国公開
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クリード 炎の宿敵(原題 CREEDⅡ ) – 映画予告編
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