クリスチャン・ベール主演×アダム・マッケイ監督×ブラッド・ピット製作の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』チームが再集結した映画『バイス』(原題 VICE )はジョージ・W・ブッシュから副大統領のポジションを依頼された、チェイニー副大統領の裏側を描く社会派エンタメだ。
本作は、ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、アメリカを自在に操り、アメリカ史上最も権力を持ったチェイニー副大統領の姿の前代未聞の裏側を描いた社会派エンターティメント!日本語字幕付き海外版予告では、The Killersの楽曲「The Man」の軽快な音楽に乗せて、ディック・チェイニーが「俺はできる仕事しか引き受けない。それは官僚対策、軍事問題、エネルギー問題、外交政策だけだ」と不敵な笑みを浮かべる姿が映し出されている。
監督は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で、第88回アカデミー賞「脚色賞」を受賞、作品賞・監督賞・助演男優賞・編集賞・脚色賞の主要5部門にノミネートされ世界中からその手腕を認められたアダム・マッケイ。製作はプランBエンターテインメントが手掛け、代表であるブラッド・ピット本人がプロデュース。
出演に、チェイニー副大統領役には、業界引く手数多の実力派俳優で『ダークナイト』、『アメリカン・ハッスル』などで知られるクリスチャン・ベール。クリスチャンは、アメリカを操り、成り上がっていった男ディック・チェイニーの20代から70代までを、体重を約20キロ激増し髪を剃り眉毛を脱色するなどの見た目だけでなく、演技の面でも完璧なアプローチで演じ、見事なまでにオスカー俳優の迫力を見せつける。
アダム・マッケイ監督は、「クリスチャン・ベール以外にこの役をできる人を思いつかなかったし、もし断られていたら、多分この映画を作ることはなかった」と語っている。
なお、チェイニーの妻役には『アメリカン・ハッスル』、『メッセージ』のエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役に『フォックスキャッチャー』、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のスティーヴ・カレル、ブッシュ大統領役に『アイアンマン2』、『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルなどオスカー候補常連の超豪華キャストが大集結した。
映画『バイス』(ロングライド配給)は2019年4月5日[金]よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
映画『バイス』あらすじ
1968年、ワシントンD.C.で連邦議会のインターンシップに参加したチェイニーは、そこで運命の出会いをする。共和党の下院議員ラムズフェルドだ。型破りなスピーチを気に入り、彼のもとで働き始める。ラムズフェルドはナイフの達人のごとく権力を操る男で、まもなくリチャード・ニクソン政権の大統領補佐官に就任する。
監督・脚本 アダム・マッケイ| 出演 クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル
映画『バイス』予告編
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1941年1月生まれ、現在77歳。父ジョージ・H・W・ブッシュ政権下では国防長官として、息子ジョージ・W・ブッシュ政権下では2001年から2009年まで副大統領を務めた。
映画『バイス』公式サイトhttp://longride.jp/vice/
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