ガス・ヴァン・サント監督が、風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を描く映画『ドント・ウォーリー』(原題 Don’t Worry, He Won’t Get Far On Foot)の予告編が到着。故ロビン・ウィリアムズが生前製作・主演を熱望していた企画を、監督はホアキン・フェニックスとともにその遺志を継ぎ、映画化しているそうだ。
映画『ドント・ウォーリー』風刺漫画家ジョン・キャラハン半生を描く
2010年、59歳で他界した世界で一番皮肉屋な風刺漫画家の奇跡の実話。2014年他界したロビン・ウィリアムズさんが製作・主演を熱望した風刺漫画家ジョン・キャラハンさんの自伝を元にした本作。そんなウィリアムズの心を継いで、主演を演じるホアキン・フェニックスは、キャラハンについて可能な限り研究した。書籍を読み、残されたインタビュー・テープをみて、実際に彼の人生を激変させたリハビリセンターを訪ねた。そして個人的にキャラハンを知るガス・ヴァン・サント監督から話を聞き、ホアキンなりのジョン・キャラハンを創り出した。
今回解禁となる日本版ポスタービジュアルには、シンボリックな赤毛のキャラハン、そして彼のイラストが配された。周りの人を楽しませたキャラハンの人柄をよく表わすイラストで、“世界は意外とやさしさであふれている”というコピーとともに、本作の世界観が伝わるポスタービジュアルが完成した。
ジョン・レノンが歌う“Isolation”(孤独)が印象的な予告編では、日本ではよく知られていないジョン・キャラハンがどのような人物であったかを紹介しつつ、自動車事故により身体が不自由となった彼の絶望と、事故後の彼をやさしく見守る人々の姿を映し出す。特にキャラハンが生前ポートランドの通りを電気車いすに乗り猛スピードで疾走していた姿そのままに、青い空の下、ホアキン演じるキャラハンとルーニー・マーラ演じる恋人アヌーとの車いすの2人乗りのシーンは、ジョン・レノンの歌声と相まって、観るものに強い印象を残すだろう。
映画『ドント・ウォーリー』(東京テアトル 配給)は2019年5月よりヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
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映画『ドント・ウォーリー』あらすじ
オレゴン州ポートランド。アルコールに頼りながら日々を過ごしているジョン・キャラハン(ホアキン・フェニックス)は、自動車事故に遭い一命を取り留めるが、胸から下が麻痺し、車いす生活を余儀なくされる。絶望と苛立ちの中、ますます酒に溺れ、周囲とぶつかる自暴自棄な毎日。だが幾つかのきっかけから自分を憐れむことを止め、過去から自由になる強さを得ていく彼は、持ち前の皮肉で辛辣なユーモアを発揮して不自由な手で風刺漫画を描き始める。人生を築き始めた彼のそばにはずっと、彼を好きでい続ける、かけがえのない人たちがいた・・・。 (2018年/アメリカ/英語/カラー/113分)
映画『ドント・ウォーリー』予告編
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映画『ドント・ウォーリー』公式サイトhttp://www.dontworry-movie.com/
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