第91回アカデミー賞に6部門ノミネートの快挙を果たしたスパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン(原題 BlacKkKlansman )』。黒人襲撃を計画しているという噂がたつKKK(クー・クラックス・クラン:白人至上主義を掲げる危険な秘密結社)の陰謀を暴くため、潜入捜査に名乗り出る黒人新米刑事のロン。黒人のロンはいかにしてKKKと対面するのか?
主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン。デンゼル・ワシントンがその名を知らしめた傑作『マルコムX』で映画出演を果たし、奇しくも同じスパイク・リー監督作品の本作で主演として脚光を浴びる。ロンの相棒フリップ・ジマーマンを『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作でカイロ・レン役を演じ、『沈黙 -サイレンス-』、『パターソン』などで演技に定評のあるアダム・ドライバーが演じている。
予告編では、黒人新米刑事であるロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)がKKKを相手に電話で「俺は黒人が嫌いだ。ユダヤ人もメキシコ人、アイルランド人、イタリア人や中国人も…だが何たって黒人が一番嫌いだ」と白人以外の人種を言葉の限りディスり始め、「白人のアメリカ万歳」と締めくくり、署内の刑事たちを騒然とさせる場面から始まる。
黒人のロンがKKKとどうやって対面するのか?その潜入方法は、ロンが白人のふりをして電話をかけ、ロンの代わりに白人刑事であるフリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)が彼らと対面、二人でロンを演じるという驚くべきものだった。熱烈な白人至上主義者と認められ電話で話を進めていくロンと、KKKのメンバーの信頼を得つつ深部へと潜入していくフリップの型破りなコンビネーションで難なく進むかと思われた潜入捜査。しかしついに、「お前 潜入か?」とフリップの正体を疑う、過激派構成員フェリックス(ヤスペル・ペーコネン)が登場し緊張が走る。
映画『ブラック・クランズマン』(パルコ 配給)は2019年3月22日[金]よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
映画『ブラック・クランズマン』予告編
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映画『ブラック・クランズマン』公式サイトhttp://bkm-movie.jp/
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