広瀬アリス「観終わった時にドラえもん大好き!と思える映画」
女優の広瀬アリスが、ゲスト声優として参加したアニメーション映画『ドラえもん のび太の月面探査記』完成披露試写会に出席。同作について「めちゃめちゃ面白いと思います! それに観終わった時にドラえもん大好きだなぁと思える映画になっている」と、その完成度に自信をにじませた。同じくゲスト声優の柳楽優弥も「大好きです!」と声を大にした。
直木賞作家の辻村深月が脚本を担当し、本作の舞台は”月”がテーマとなる。「映画ドラえもん」シリーズ39作目ということで、八鍬新之介監督は「今年2019年は、アポロ11号が月面に着陸してからちょうど50年のメモリアルイヤーです。そして、1969年はもう一つ、とても重要なことがありました。それは「ドラえもん」の連載が開始された年です。きっとこれは偶然ではなくて、月面着陸を見た藤子・F・不二雄先生が想像力を刺激されて「ドラえもん」を思いついたんじゃないかな?と勝手に思っております。そんな月を舞台に、ドラえもんたちの冒険の映画を作ることができて、大変嬉しく思っています。観ていただければ、その意味がわかると思うですけども、不思議な後味の映画で、満足しております」と心情を明かした。
辻村深月「脚本はドラえもんの秘密道具のよう、魔法みたい!」と笑顔
辻村は、「八鍬監督と一緒に「ドラえもんたち五人に月の世界を思い切り楽しんでもらいたい」、見てもらう人にもドラえもん達と一緒に「月で冒険しているような気持ちになってもらえる映画を作りたい」と言うことで、冒険の舞台を月にしました。脚本を書いてみたら、脚本はドラえもんの秘密道具のようなものだと思いました。「ドラえもんがこんなふうにしゃべった」と書くと、その通りしゃべってくれるし、「のび太が転んだ」と書くとのび太が転んでくれるんです。私も「ドラえもん」が大好きだったので、魔法みたいだと思いました」と一気に語った。すると、監督は「辻村先生はもともとミステリー作家の方なので、巧妙な伏線が貼られていて最後それを見事に回収するところが素晴らしいと思いました」と絶賛。
イベントの後半では、ドラえもんたちがゲストに向けた質問タイムとなった。妹のドラミちゃんとのけんかに悩むドラえもんが、広瀬に「仲良しの秘訣はありますか?」と聞けば、広瀬は「…私もたくさんケンカしますよ。「なんで録画していないの?」とか。秘訣はケンカを長く続けないこと。言いたいことを言って、スパッと終わらせる。そしたら、仲良しです」と簡潔に返答。
また、バレンタインデーが間近ということで、スネ夫から広瀬に「この中で誰にチョコレートをあげますか?」という難題を繰り出した。思い思いに自信の魅力をアピールする姿が見受けられ、その微笑ましい姿に場内は沸く。結局、広瀬は「みんな!です。もらえない人がいたらかわいそう」と優しさを見せており、そんな姿にドラえもんは「さすが、広瀬さん!ありがとうございます!」ときっちりとまとめていた。
イベントには辻村深月、ゲスト声優の広瀬アリス、ロッチ・中岡創一、サバンナ・高橋茂雄、柳楽優弥、八鍬真之介監督、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫が登壇している。
映画『ドラえもん のび太の月面探査記』(東宝 配給)は2019年3月1日[金]より全国公開
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
映画『ドラえもん のび太の月面探査記』ティザービジュアル
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映画『ドラえもん のび太の月面探査記』公式サイト https://doraeiga.com/2019/
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