第91回アカデミー賞授賞式が現地時間2月24日(日本時間2月25日)に米国ハリウッドのドルビーシアターにて催された。最多4部門受賞は『ボヘミアン・ラプソディ』の主演男優賞ラミ・マレック・編集賞・音響編集賞・録音賞。そして作品賞に輝いた『グリーンブック』は3部門(作品賞・助演男優賞・脚本賞)、同じく監督賞の『ROMA/ローマ』も3部門(監督賞・外国語映画賞・撮影賞)、『ブラックパンサー』(美術賞・衣裳デザイン賞・作曲賞)も3部門で受賞しました。
本賞の主催はA.M.P.A.SことThe Academy of Motion Picture Arts and Sciences。授賞式当日に結果を更新しました。なお、現地撮りの写真は追ってフォトギャラリーとして掲載します。
第91回アカデミー賞授賞式は2019年2月25日[月]午前8:30よりWOWOWにて生中継を行う。同日の夜9時から字幕版での再放送があります。また、こちらの記事はWOWOW様のご協力のもと掲載しております。
『グリーンブック』
アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』
隣の恋人と喜びを分かち、後方の座席にいるブライアン・メイに手で合図を送ってからステージへ。
ラミは「全ての人々への感謝を示していた。伝説に関わることができて光栄です。キャストとスタッフ、大好きです。子供の頃の僕に、このことを告げたら驚くだろうな。自分らしく生きた人の映画になっていて、それを皆が求めてくれたのでしょう。僕もエジプトからの移民です。この瞬間を、生涯大切にします」など、とても感動的なスピーチだった。
オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』
プレゼンターはフランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェル。前年の『スリー・ビルボード』コンビです。
初ノミネートにして初受賞となったオリヴィア。劇中の女王を演じていた時は威厳に満ちていました。でも、この日は素顔の彼女のチャーミングな人柄が際立つばかりか、進行係に「まとめて」と言われちゃったと舞台裏を赤裸々に実況するお茶目な一幕も。そのことを含めて終始喜びに満ち溢れたスピーチでした。
マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』
『ムーンライト』での受賞も記憶に新しいマハーシャラ・アリ。二度目の栄冠です。
レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』
レジーナは初ノミネートで初受賞となりました。
公式サイトhttps://oscar.go.com/
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