俳優の西島秀俊×西田敏行がW主演する映画『任俠学園』は、今野敏による人気小説「任俠」シリーズの映画化第一弾。“令和”の「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」シリーズとも言える、人情コメディが幕を開ける!
“昭和過ぎる”阿岐本組=社会貢献型ヤクザ参上!
社会奉仕がモットーの地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助ける今野敏による人気小説「任俠」シリーズ(中公文庫)。
西島秀俊と西田敏行のW主演で映画化する、この第一弾はシリーズの中でも、特に根強く愛され続ける『任俠学園』。真面目過ぎるが故、空回りしながらも世の為、人の為に走り回る不器用な彼らが、日本列島を笑顔で満ち溢れさせる!
“夢の西×西コンビ”のもと、個性豊かな実力派と注目俳優揃い
本作はこれまでのキャリアの中で大きな意味を持つ作品の一つになると確信しています。日村という役は今まで演じたことのない、全く新しいキャラクターです。何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔気質”の真っ直ぐ過ぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか。念願の親分役、西田敏行さんの怒涛のアドリブに日々応え続けた素晴らしい共演者の皆さんのキレッキレの名演。平成から新しい時代へ変わる節目の年、笑って泣ける世直しエンターテインメントを是非劇場でお楽しみください。
この映画は今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワクしています。本作で生きるヤクザたちが示す、「お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う」というある種の一本筋を通すという“任俠道”は、万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います。この映画が、今悩んだり、くすぶっている皆さんを勇気づけるエネルギーとなるような作品になれば嬉しいです。
かんばんは。木村ひさしです。今では絶滅危惧作品と言える程、観る機会が減った“ヤクザ”映画。フィクションである映画の中のヤクザな人たちは悪いヤツらもいれば、義理人情に厚い、人間味のある人たちも多く描かれていました。人付き合いが薄くなった現代社会にタイムスリップしたかの様な阿岐本組が、今の世の中で何が出来るのか?楽しんでいただければと思っています。
主人公が主人公だけに、映像化はないものと思っていました。こうして映画にしてもらえたのは感激です。また、西島秀俊さんと西田敏行さんのダブル主演と聞き、とてもうれしく思いました。一日だけ撮影の様子を見学させていただきましたが、阿岐本親分が現場に入るだけでぴりっと緊張感が走るのが印象的でした。親分、本当に怖かった。きっと私の想像をはるかに超えた映画になると信じています。
映画『任俠学園』(エイベックス・ピクチャーズ配給)は2019年秋より → 2019年9月27日[金]より全国公開
©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
映画『任俠学園』あらすじ・作品データ
困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ”阿岐本組”。組長は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。(2019年/日本映画)
原作: 今野敏「任俠学園」(中公文庫刊) 脚本: 酒井雅秋 監督: 木村ひさし |出演 西島秀俊 西田敏行 伊藤淳史 葵わかな 葉山奨之 池田鉄洋 ・ 佐野和真 前田航基 ・ 桜井日奈子 ほか
映画『任俠学園』特報
2019年05月04日 掲載
2019年05月22日 更新[公開初日|ポスタービジュアル|特報映像]
西田敏行の教え?! 西島秀俊“台詞は覚えるな!食べろ”
映画『任俠学園』公式サイト
公式SNS Twitter @ninkyogakuen| facebook @ninkyogakuen
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伊藤淳史×葵わかな×葉山奨之×池田鉄洋×佐野和真×前田航基×桜井日奈子のコメントはこちら
映画『任俠学園』キャスト情報第二弾
義理人情で生きるヤクザとイマドキ高校生の噛み合わなさ全開!
本音で面と向かってお互いの感情をぶつけあう。そんな熱いものがたっぷりとつまっていて、本気で笑えて本気で泣ける。いまこの時代にはない、みんなが求めてくれる作品になったと思います。
はじめての役柄で最初は戸惑いましたが、監督と相談しながら、身を任せて飛び込んでいくつもりで撮影にのぞむと、気づけば脚本ではじめにイメージしていたキャラクターと真逆なくらいになっていて、今まで演じさせていただいた役の中でも特に楽しくて好きな役になりました。
こんなにも多彩で個性豊かな色んな世代の方が集まっている現場は珍しかったです。撮影現場はとにかく楽しくて、毎日笑いをこらえるのが大変でした。どこから台詞なのかアドリブなのか、それが分からなくなるくらい掛け合いが面白くて(笑)作品から、現場の面白さが伝わるといいなと思います。
朴訥で不器用な昭和的な人物の格好良さ。高倉健さんや寅さんのような人情味ある、永遠に生き続けられるような日村というキャラクターが、現代の話ですが、きっとどこか懐かしさも感じさせてくれると思います。
お芝居をしながらも、人のあたたかさ、人情がとても素晴らしいものだと感じました。観たらきっと人にやさしくなれるんじゃないかなと思います。
人情に生きるアツさを少しでも思い出させてくれる、そんな映画になったら良いなと思っています。
いつも笑いの絶えない現場でした。美咲は闇をかかえている子で、初めて演じる役柄だったのでチャレンジでした。木村監督は現場でのひらめきから演出されることもあるのですが、ベテランキャストの皆様がそれを軽やかに笑いに変えて表現されていて、私は感動していました。クスっときて、じーんとくる楽しい作品です。
映画『任俠学園』(エイベックス・ピクチャーズ配給)は2019年秋より全国公開
©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会