『いなくなれ、群青』実写映画化!横浜流星「七草を丁寧に演じた」
河野裕著「いなくなれ、群青」の実写映画化で、ミステリアスな雰囲気を身にまとう七草役の横浜流星は、「七草と真辺の空気感を大切に、七草の繊細さを丁寧に演じました」と話す。相手役ヒロイン真辺由宇を演じるのは飯豊まりえ、監督は新鋭・柳明菜が務める。
階段島(かいだんとう)シリーズ は、「いなくなれ、群青」で始まる。完結編は「きみの世界に、青が鳴る」。作者の河野裕氏は自身のTwitter( @konoyutaka ) で「階段島シリーズはすべて(階段島の)七草の価値観とその変化を表現するために構成しています」と公言している。
『いなくなれ、群青』実写映画化!横浜流星「七草を丁寧に演じた」
世界観が幻想的で素敵で、ミステリーだけどファンタジー要素も含まれているところに惹き込まれました何より10代に感じる繊細な心情や言葉や表現に魅了され、2人の恋よりも純粋な関係に温かく愛おしい気持ちになれる作品です。
僕が演じる七草は、真辺との再会をきっかけに島の謎や事件に関わっていくことになります。その中で色々な感情に駆られますが、感情を表に出さない少年です。七草と真辺の空気感を大切に、七草の繊細さを丁寧に演じました。
わたしが演じさせていただいた真辺由宇は、階段島という異質な閉鎖的空間の中で、唯一、島から出ることに立ち向かおうとする理想を強く持ち、自分の気持ちに正直で素直な女の子です。人が成長していく過程で忘れてしまうもの。記憶から捨ててしまうもの。誰しもが必ずは経験があると思います。
この作品に出会ってくださった方の中にある「忘れられない捨てたい記憶。」それら、自分の弱い部分を許して受け入れるきっかけになりますように。
映画化するにあたり、この作品独特の世界観を大切にしたく、脚本を作る上ではセリフ回し、撮影に向けてはロケーションや映像面での挑戦が多い作品でした。
七草を演じる横浜流星さん、真辺を演じる飯豊まりえさん、お二人の空気感とエネルギーに加え、熱量の高い役者陣によって、純度の高い作品に仕上がったと感じています。
映画『いなくなれ、群青』(KADOKAWA/エイベックス・ピクチャーズ配給)は2019年9月6日[金]より全国公開
©河野裕/新潮社 © 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
映画『いなくなれ、群青』あらすじ
「僕たちは初めから、矛盾しているんだよ」悲観主義の七草と、理想主義の真辺由宇。根本から矛盾し合っている二人が、階段島で再会した。奇妙だけれど平和で安定した生活を送る住民たち。そんな彼らの日常は、真辺由宇の登場によって大きく動き始める。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
監督 柳 明菜 脚本 高野水登 音楽 神前 暁 主題歌 Salyu「僕らの出会った場所」 主題歌プロデューサー 小林武史 |出演 横浜流星 飯豊まりえ 矢作穂香 松岡広大 松本妃代 中村里帆 黒羽麻璃央 伊藤ゆみ 片山萌美 君沢ユウキ 岩井拳士朗
映画『いなくなれ、群青』特報・七草編
© 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
映画『いなくなれ、群青』特報・真辺編
© 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
映画『いなくなれ、群青』特報・堀編
© 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
2019年05月07日 掲載
2019年06月05日 更新[特報映像・七草編]
2019年06月23日 更新[特報映像・真辺編]
2019年07月27日 更新[特報映像・堀編]
横浜流星「階段島の美しさと詩的な台詞」に自信
映画『いなくなれ、群青』公式サイト inakunare-gunjo.com
公式SNS Twitter @InakunareG| Instagram @inakunare_gunjo
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