女優の長澤まさみが5月8日、主演映画『コンフィデンスマンJP』のワールドプレミアに出席。映画化に喜びつつ「ドラマの時よりももっとスケールアップしたコンフィデンスマンの世界が映画にはつまっています」とアピールし、最高のチームの存在に改めて感謝した。
本作は、脚本家・古沢良太が、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)、五十嵐(小手)といった個性豊かなコンフィデンスマンの活躍を描くオリジナルの脚本で人気を博した「コンフィデンスマン JP」の映画版。ロマンス編と位置づけされた、映画は香港を舞台に豪華ゲストを迎えて新たなコンゲームが展開していく。実際に香港ロケも敢行している。
この日のイベントのオープニングでは、Official髭男dism (藤原 聡、小笹大輔、楢崎 誠、松浦匡希)が来場し、映画主題歌「Pretender」とドラマ主題歌「ノーダウト」のライブで幕を開けた。トークタイムは、主演の長澤をはじめ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙、それに“お魚ちゃん”ことターゲット役の竹内結子、三浦春馬、江口洋介、そして田中亮監督が劇中さながらのやりとりを繰り広げ、観客を大いに楽しませた。
長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』最高のチームに感謝!
長澤は、香港で打ち上げを行った際に感じたことだとして、「ドラマの頃から同じスタッフで映画版も撮影しました。海外ロケで何事もなく撮影が終えられたのも、このチームワークがあったから」と改めて感謝。ドラマに続いて、同じ役で再登場!している江口も「本当にチームワークが最高でした!」と同意した。そんな江口だが、第1話「ゴッドファーザー編」で痛快にだまされ20億円を失った赤星、映画では彼の復讐戦を絡めた展開も描かれる。
ご一行は、香港ロケの思い出や撮影を振り返りながら、本作の魅力をアピール。「こんなに新しいストーリーで、まだ“新たなだましの手口”があるのか! と感動しました」(田中監督)、「いろいろな“だましだまされ”で、とても楽しめると思う」(小日向)、「ぜひ私と一緒に“だまされて”ください」(竹内)、「本当に“だまされる”と思いますので、“だまし”を楽しんで観てもらえれば」(江口)、「ぜひ、たくさんの方に楽しいでもらい、“だまされてほしい”なと思います」(長澤)と、人気と実力を兼ね備えた主役級の俳優が大集合しただけあり、話術も巧みだ。
そして、“だまし”を楽しむ本作の仕掛け・演出ポイントを監督が打ち明けた。「詐欺師が主人公の荒唐無稽なストーリーですので、逆にといいますかディテールのリアリティにこだわった。それにキャストの皆さんが本当に豊かにキャラクターを表現してくれた」と吐露。最高のエンターテインメントに仕上がった。
また、ドラマ同様のタイトルとして、本作には「ロマンス編」と銘打たれていることもポイントだ。天才恋愛詐欺師ジェシー役を演じた三浦と長澤とのやりとり、さらにジェシーと香港の女帝を演じた竹内のやりとりは、思わず見とれてしまう王道の恋愛モノ!になっている。三浦は「田中監督に、これでもかっていうぐらい甘い演技を求められました(笑)」と爽やかな笑顔で語る。すると監督は「三浦さんのラブストーリーは本当に色気のある素晴らしい演技。そこを存分に発揮してくださった。おかげで素晴らしいシーンの数々が出来ました」と褒め称える。
相手役の長澤は、「撮影の初日に春馬くんと会った時にまぶしくて。いまだかつて、この「コンフィデンスマンJP」という作品にこんなにまぶしい人がいただろうかって!」とべた褒め。これには当然のように、ボクちゃん役の東出とリチャード役の小日向、それに五十嵐役の小手が「どうせ…」的なすねたモードを披露して、客席に笑いをもたらせた。
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映画『コンフィデンスマン JP ロマンス編』(東宝 配給)は2019年5月17日[金]より全国公開
※スペシャルドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」は2019年5月18日よる21時より放映
©2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会
映画『コンフィデンスマン JP ロマンス編』作品情報と予告編
長澤まさみ、映画『コンフィデンスマンJP』は「ロマンス編!ダー子の恋模様を楽しんで」
映画『コンフィデンスマン JP』公式サイト
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