ディズニーの実写映画『アラジン』来日“マジック・カーペット”と銘打ったイベントを実施。ランプの魔人ジーニーを演じた俳優ウィル・スミスと天才作曲家アラン・メンケンが来場し即興コラボ「フレンド・ライク・ミー」を披露し来場者を魅了した。壇上のやりとりで声優の山寺宏一も加わり即興トリオのパフォーマンスも実現した。
この日のイベントは、ウィル・スミス(ジーニー役)、アラン・メンケンの来日チームと、プレミアム吹替版で声を務めた中村倫也(アラジン役)、山寺宏一(ジーニー役)、木下晴香(ジャスミン役)、北村一輝(ジャファー役)も揃って大いに盛り上がった。
ウィル・スミス「実写アラジンはディズニーの魔法だ」
前日の空港でのファンに対する“神対応”ならぬ、ランプの“魔神対応”に続いて、この日も。取材のマスコミには当初アラン・メンケン単独ライブと伝えられたが、アランの要望でウィルと一緒に楽曲を披露することになったという。ウィルは「本作の楽曲「フレンド・ライク・ミー」は、この企画に携わってから自分が最初に覚えた曲。アラン・メンケンと一緒に披露したのは今の舞台が初めてです!」と発すると、会場からはどよめきが起きた。MCによれば、この粋な提案にスタッフも驚いたそうだ。
ところが、これに触発された山寺がウィルに「僕は新しい歌詞を覚えていないので、次回は必ず!」と水を向けると、ウィルが「次回と言ったけど、あなたなら大丈夫でしょう」とボイスパーカッションをはじめたことで、流れは山寺×ウィル×アランの即興のライブタイムに。一流陣のコラボとあって、打ち合わせもなく息の合ったパフォーマンスをみせて、観客からは大歓声が!
ウィル・スミス「実写アラジンはディズニーの魔法だ」
中村は「日本のファンのために、これだけしてくれるアランとウィルは、みんなにとって最高の友達といっていいのでは? 大満足です!」と声を弾ませ、木下も「新しい世界が見えたきがします。まさにホールニューワールド」とコメント。さらに北村が「(願いが叶うなら?と問われて)もちろん俺が王様になる!…王になって、この恵比寿の熱を世界に届ける!」と声を大にした。この言葉にウィルとアランも満面の笑みを見せていた。
映画『アラジン』は、人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスと、願いを叶える魔法のランプを巡る冒険を描く、ディズニーが得意とする究極のエンターテイメント大作。実写版では、俳優メナ・マスードがアラジン役、女優のナオミ・スコットが王女ジャスミン役、俳優マーワン・ケンザリがジャファー役をつとめている。
ウィルは「この映画は歌と踊り、歌とタップ、演技、ドラマ、アクション、コメディ、すべての要素が含まれています。家族全員で見ていただきたい。美しく素晴らしい映画なので、僕は誇りに思っています。アニメのアラジンが好きな方、アラジンの物語が初めての方、新しいファンが増えていくと信じています」と瞳を輝かせて述べていた。
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映画『アラジン』(ウォルト・ディズニー・ジャパン 配給)は2019年6月7日[金]より全国公開
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